幸喜幸齢 生きがい日記
2024.1.26 -2/6℃
深海の生態系
(*以下の写真は全て千里南公園の散歩道から)
所属する (財) 日本自然保護協会 の講演会
「クジラの死骸から始まる深海の生態系」
海洋研究開発機構の藤原義弘博士
地球上にはおよそ150万頭の鯨
そのうち、年間8万頭が死に深海へ下る
それは2千年分の有機物が海底に落ちるのと同じ
地球の陸上生物生態系はかなり研究されている だが深海はまだまだ未知の世界
鯨死骸の肉、内臓から骨の隅々に至るまで消費する膨大な生物が累層毎 長期間にわたり集まる海の生態系の話を聞く
だが近年この海底、深海に至る人間の海底資源開発 ( 例えば貴重資源レアアースの大規模海底掘削、また有害物の海洋投棄など様々) が進み、陸上と同じように生態系が乱れ始めてきているとか
人間の貪欲な自然開発により、既に陸上では瀕死の状態で生態系が乱れ、人間に自然災害をもたらしている昨今
だが、これが海底にも及ぶとこの地球はどうなっていくのだろうか? 子孫の為にも危惧する (尚、これは講演内容のごく断片的な1部で私の実感からです)
*千里南公園を散歩しつつ、目の前の梅の花、野に咲く花を見ながら自然の営みに感動する 反面大局的に地球の自然環境を見聞きするにつけ、これから自分のひ孫たちの時代はどんな世界になるのかと危惧する
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