コウノドリ９

９話(ああ、もう９話、寂しいよ～)

今回も涙、涙だった。

超未熟児の陽介君の
両親に抱かれながらの看取り。


出産後、予後の悪さを言われ「何で助けたんですか」と詰め寄った父親、
はじめは他人事のようだったけど、
亡くなっていく我が子の顔を見ると、涙が溢れる。

父親って、
直接生む母親とは温度差があるんよね。

母親が抱いている我が子の顔、
自分に似ていると母親が言った目元を見て、触れて、
初めて
実感できるんよね。

その表情の変化が涙を誘った。


両親の腕の中で亡くなった陽介君を見て、
屋上で
つぼみちゃんがかわいそうだと泣くしのりん。
サクラの前では弱さをみせれてよかったね。

そして、
なんで助けた？と怒鳴られた新井先生。

何とか助けたい使命感。
助かると信じて、片時も離れず助けようとする新井先生。

でも
現実には助からない未熟児も多いのよね。

医師も人間。
強い責任感故の無力感。
ごめんなさい、ごめんなさい、が泣けた。

でもきっと優しい婚約者が寄り添ってくれるよね。


NICUの大変さも描かれる。

次々と運ばれる超未熟児を助けようとするスタッフの大変さ。

まだ小さいのに次の未熟児の為に
出てほしいと言われる若い母親。

自分の子も助けられたので、次の子にベッドを譲った母親。
偉いね。


周産期医療の
生と死を通して
色んな人の人生、生きざまが
リアルに描かれる。
本当に素晴らしいドラマ。


オリコンで
今季ドラマ一位に選ばれたそうだ。
剛くんは主演男優部門一位。


来週の最終回は時間が延長される事が決まった。

ああ、終わって欲しくないよ～～