みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。
今日は昭和レトロの おばあちゃんが使っていたうつわについて
お伝えしようと思います。
朱塗りのふたつきお椀です。全部で10客あります。
実家を片付けたときに たくさんの昭和の什器や食器が見つかりました。
姉2人と3人で片付けました。その中でどうしても処分できず 持って帰ってきたものがあります。
お椀揃えや重箱 普段使いの食器などです。
中でもお椀揃えや重箱は どうやら 祖母の嫁入り道具みたいです。
祖母は明治の末生まれですから 大正末期 少なくても昭和初期の作と推定されます。
ふたつきお椀 ふたを開けるとこんな感じです。 側面から見た場合は こんな感じ。
汁物をお椀に盛り ふたにお漬物などを盛ることが出来ますね。昔の食器は 合理的に出来ています。
お椀の朱色や 金の縁取りなどは色あせず 鮮やかに残っています。
ふたの模様をよく見ると
花や葉っぱ 枝やつぼみ 蝶が金などで描かれています。
面白いのが お椀のひとつひとつの模様が 微妙に違うこと。
花の形でも 横に広がったものもあり つぼみの枝の角度も 細かく見れば違いがあります。
手書きで おおらかに描いたものなんでしょう。
下のふたの模様は なんとつぼみを描くのを忘れちゃってます(笑)
この時代の 温かみ ぬくもり おおらかさを感じて おもわずほほえんでしまいます。
お次は 三段重箱。入れ子式になっています。内部と底面は赤の漆塗り。側面は黒の漆塗りになっています。
入れ子式っていうの いいですね。収納に便利ですぐれものです。
いまも三段の重箱ががきれいに収まるのが すごいと思います。
ふたも三段重ねになっています。
今トレイとして1枚ずつ使っても いい感じですね。
重箱とふたを全部重ねてみました。きれいに重なります。
すごい存在感!
木の実ちゃん この重箱の中に 朱塗りのお椀を入れて
キッチンの食器棚の上で 保管しています。食器棚の上がすっきりしました。
普段使いの食器は こちら。
ふたつき茶わんやお皿です。
おばあちゃん どうやらエビの模様が好きだったみたい。エビは縁起のいい模様ですね。
他の食器も トレイに並べてみました。
凛とした雰囲気が漂います。
金の縁取りの食器が多くて、金の縁がつややかに光っています。
夫を亡くし 女手一つで5人の子どもを育てた祖母。
決して楽で 豊かな生活ではなかったでしょう。
しかし つつましやかで質素な生活の中でも お嫁に持って来た塗り物を大切にし
華やかな食器を使って 生活に ささやかな色どりを添えていたんでしょうね。
そう思うと この食器たちが とても愛おしく感じられます。
中でも 木の実ちゃんのお気に入りはこれ。
メロンの模様のお皿です。
可愛いですね~ メロンを そのままお皿にするという発想がすごい!
木の実ちゃん 普段使いに このお皿をバンバン使ってます。
なつかしいものを見るたび 心が潤い豊かになります。生きる力が湧いてきます。
なつかしいもの なつかしい人との思い出 ずっと大切にしていきます。
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