春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

闇夜に輝く カラスウリ 2

2018-07-13 | 植物、花
昨日は多肉植物の植え替えの地方の仕事が手間取り、安行に帰宅
したのが夜半の9時ごろになりました。日報に記入して、待機してた従業員に挨拶をして帰宅しました。
帰宅途中に寄り道をして、カラスウリの場所に立ち寄りました。 前の撮影は夕方近くから7時過ぎごろまで、夜花は真夜中で撮ってこそ
その美しさが出ると、いつも思ってます。 この時間帯は久しぶり。 車を止めて真っ暗な小道を歩き到着。
わずか数輪、いつも車内にはLEDカンテラ、カメラは置いてますが、真っ暗でよく見えないのが現実です。カンテラをつけて撮影です。




真横姿の花と蕾を同時に撮影出来たのは幸運でした。
絡み付くレースの美しさがこの花の最大の特徴、夜咲きの1日花、サボテン花と類似してる。
繊細な花姿は雑草とは言え、正直どの花よりも魅力的と感じるのは私一人でしょうか?
出会いの少ないカラスウリの花は今年の夏も健在です。
















垣根に絡み付くカラスウリのツルの場所で撮影条件は最高の場所で
目の前で花を見られます。 通路の街灯が遠くにありますがほとんどが真っ暗闇です。カンテラ無しではこの時間(10時ごろ)の撮影は
出来ません。 出会いの少ない夜咲きの花はお化粧をして、レースのドレスを着飾って待っててくれました。感謝いたします。






夜半の撮影は注意が必要といつも思ってます。 本日埼玉川口案行地区猛暑日。










ガジュマル 気根の成長

2018-07-13 | 樹木
川口グリーンセンター内の大温室の入り口にガジュマルの気根が成長をしてきてます。
温室内でガジュマルの気根が成長するのは珍しく、気根さえ伸ばさないガジュマルが他の温室にはたくさん見られます。
植物の根は本来、地中に伸びる品管ですが、茎からまた幹から根を伸ばすことがあります、それを気根と呼んで、大気中の水分を吸収したり
他の樹木の表面に絡みつき、しめ殺しの木とも言われてます。 ガジュマルが好きで、熱帯地方の多くのガジュマルを見てきました。

その形態や、何百年にわたり姿を変えてきたガジュマルの力強い樹勢に魅力を感じてます。



気根の色が違い成長をはじめてます。何年ぶりに見ました。気根は本来、手を
触れると枯れ枝みたいにカサカサですが、生き続けて先端から成長をいたします。めったに温室内では見られない光景です。









    

宮古島の巨大なガジュマルは気根をすべての幹から出し、驚きの姿を見せてました。
民家の横にあり下には、シーサーが祭られてました。










前に載せましたが民家の石組みに絡みつくガジュマルの大きくなった、うねる気根の
姿の素晴らしさ、この場所に座り眺めた過去が思い出されます。 




  




宮古島のホテルの前にも多数の巨大なガジュマルを見ることが出来ます。精霊が宿る、神の木、、ガジュマル
の木は沖縄諸島では大切にされてます。


  

カンボジアのシェムリアップ街中に巨大なガジュマルを見つけ驚きの光景でした。
かつて見た中で1番の巨木のガジュマルでした。上空から気根を伸ばす姿は脅威でした。









   

ガジュマルの破壊力はシェムリアップ郊外のペンメリアル遺跡や
タブロム遺跡に驚きの姿で残ってます。破壊の力の凄さに驚き、逆に壊れかける遺跡を支えてもくれます。














街中のカンボジアの高級住宅街の道の脇に大きくなった気根を持つガジュマルが多数見られ改めて
その力の凄さと、芸術的な気根の形に驚いた旅でした。