春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

紫紅竜 ハイブリット 

2019-06-22 | サボテン
長く教えを頂いた長野のサボテン交配士が
作り上げたロビプシス属の名品。10年以上前に出張で長野に出向いたときに、帰りに
立ち寄らせてもらった折に、サボテン談議が進み、帰り際に頂いた5cmぐらいの

苗木が今や子吹きをして7寸鉢に溢れかえり、月日の流れを感じます。
当時は建設会社で仕事をしてた時代で今でも彼とは交友があります。
群生株は多くは花の開花は少ないと言われてますが、その常識を破り、彼の作り上げる
花サボテンは今や市場で人気の種になってます。

数年前から僅かに咲き始めて、今年初めての群生咲、本日開花です。昨日の半分咲き
と本日の満開咲きと別れます。 直径8cmの金属光沢の1日花の夜咲。
















      






今日の早朝の15輪全てが咲き誇る、でも多く咲くのも善し悪しで
咲き方にもよりますね。












      




黄色の花の交配種サボテン、イエロームーン










    




朝から快晴、行ってきます。




















紅鳳丸 ハイブリット

2019-06-21 | サボテン



昨日の夜半から咲き始めたコウホウマルと金盛丸との
交配種、両者の色が交じり合った花を夜半に満開、早朝に花を閉じ始めました。 

わずかな時間だけ全開して1日花は終了です。

























白色が金盛丸、紅が紅鳳丸 かけ合わせて10年目
交配種の両者の株姿と花色が交じり合い、家では交配種の中でも1番。






  






ジャカランダ 最終章  出会いは突然

2019-06-20 | 樹木
昨日品川方面に出向くので余裕を見て
赤羽から急行に乗る。 停車駅は次は上野、周り路線をする電車の車窓を何気なく
見てたところ、西日暮里駅手前近くで、紫の花を沢山つける樹木を確認、
今この時期咲くのは、すぐに確認をするために  上野で降りて山手線で西日暮里駅で
下りる。  場所は簡単にわかりました。 歩くこと5分、大木のジャカランダ、

都内でも知られてないこの線路脇の傾斜路に見たことのないような大木。
何故この場所に?  ガードレールを乗り越え下に降りる。




































        





        





   



傾斜路には下りることは禁止、少し歩いて階段を
見つけ下りてこの場所に来る、見上げるほどの大きさ、花も満開、ふと思い出したのが
蒲田ジャカランダも見つけたのが、環八からのトラックの車窓、これも電車の車窓。なぜ?  




    































上野不忍池  ハス花1輪

2019-06-19 | 水生植物
梅雨の中休みの日に
上野公園内、不忍池の畔に立ち寄りました。 春浅いころは池にはまだ、枯れ枝が残り
寒々した光景でしたが、今は大葉が風に揺れてザワザワと音を立ててました。 

例年この時期はハス花など期待はしてませんでしたが、何と遠方に蕾、さらにお決まりの
シマサルスベリの近くの場所にひと花咲いてるのを確認しました。
毎年数万のハス花が咲くと言われる、都会のオアシス、不忍池の最初のひと花、この時期に
確認です。  それも長年撮り続けるシマサルスベリの近くとは。まさに縁です。

































いつもの通りシマサルスベリの樹木に手を添える、
樹皮の模様が剥がれ今の時季、真新しい白の樹皮の色が美しく輝いてる。















    






     




すでに安行の興禅院の境内にはハス鉢に入ったハスは
蕾を上げてます。 諸行無常の響きあり。





    




今年も1年、春夏秋冬、不忍池の姿を撮り続けます。


























東京都大田花キ市場 搬出

2019-06-18 | 植物、花
国内最大の大田市場は 
3つに分かれ水産、農産、花キの市場に取引は最大。 昨日市場にて久しぶりの搬出の仕事に朝7時ごろ出る
すでにセリは終わってます。安行地区から卸人にセリ落としの鉢物、切り花など

前もって知らせてあるので、それの搬出のため出向く、今日は手伝いの1人が付く。
セリのことを載せてみます。 花の価格を決定するセリは市場の大切な役目、コンピューターセリは
お花屋さん、仲卸の人たちは見ての通りイスに腰掛け、花とセリ盤を見ながらボタンを押して

値段を決めます。 この方法は平成2年9月に日本で最初に大田市場で行われました。
手ぜりでは複雑さを無くし、公平、正確、スピーディーな取引が出来るようになり
これが1番の利点となったと言われてます。

ボタンとセリ盤はコンピューターにつながり即座にセリの重要な情報がモニターから
全ての取引にかかわる人に伝えられます。 オープンこそセリの大切な要素です。
あいにく早朝のセリは終了してますが、セリ場所を載せてみます。















セリ人は8人、8列のローラーに
それぞれの植物が流れてきます。 前には180インチの大型モニターが8個、流れる8列の情報をそれぞれ
映し出します。  セリ人の前にも同様のモニターが全て有りそこにはローラーに流れてくる花の商品名、生産者名、色、
商品画像が全て表示されて、すぐさまセリを開始、購入する花屋、仲卸の人が机の上の応札機、端末ですね。
を使い一番高い金額で応札(セリ)した人に花を買う権利が生まれます。セリに参加する人は大田市場の買い付け権を有する
人で一般の人は参加は出来ません。

セリの終わった品物にダンボールなどにバーコードや名称をその場で打ち台車で場内の場所に
止め置きいたします。  すべて端末は事務所の各地域別に振り分けられて記録に残ります。























この画面がモニターに映ります。これは鴻巣 北足立市場も同様なセリ開始の
画面です。  セリのスピードは極めて速く、機械セリの進歩は驚くほどです。








この日は相方が居るのでとても作業ははかどりました。
場内の風景を少し載せてみます。10時過ぎの搬出なのですでに半分の荷が片付いてます。









大田市場の各位地域の担当者の大きな部屋、通りには各県の陳列物。
場内には30店舗の花屋さんが常駐してます。ここからも買い付け権を持ってれば
購入が出来ます。 町中からの小買いの花屋さんが多く来てます。



     




荷は日日草やマンデビラの鉢物も搬出して安行花キ部
店頭にすでに並べてます。












     





夏場になるとセリは6時過ぎに開始時間が早くなります。
安行から大田市場までは早朝出ても2時間以上かかります。安全運手が基本です。この日は
4トン車。相方がいるととても助かります。  安行事務所。 









































キカラスウリ 舞台の幕開け

2019-06-17 | 植物、花
怪しげなレースの服を着飾り
夜の街に開花するキカラスウリの花の舞台の幕が今年も開きました。

長く夏の宵の姿を追いかけ続け、雑草でありながら
妖艶で美しい姿に魅了されてきました。 昨日の駅前の午後8時。
この場所はツツジの垣根にツルを伸ばし、絡みついてます。 毎年2回
普遍的に雑草駆除が行われ、いずれは舞台の幕が下ります。
皮肉にも刈り取るのは私たち安行の造園です。


























花の後の実は春夏秋冬、季節の中で姿を変えてゆきます。
今年の春先まで実残りが各地で見られます。 キカラスウリ、カラスウリの花と実には私同様
ファンがいます。花は夜咲の1日花。   蕾  実。





    





     



     





















王冠宝領殿 

2019-06-16 | サボテン
昨日の夕刻から開花し始め
夜半の12時近いころに全開、新作の実生苗のエキノプシス属のオウカンホウリョウデン。
株が王冠に近い形状から名が付けられ、白花は香りが高く花茎は15cmを超えて

大きさは約6cm、エキノプシス属では小ぶりの花。1日咲きの夜花。



























王冠宝領殿には2つのタイプがあり単体で成長する株、
子吹きをして群生するタイプがあります。花芽を付けるのは単体、群生するタイプは花芽を付けません。 
現在開花中。





















埼玉、外は雲が切れて青空が広がってます。今日は天候良し。行ってきます。早出。














雨に濡れる コンロンカ

2019-06-15 | 植物、花
夕刻納品を終えて帰宅。庭のアジサイの近くに
コンロンカの白い葉が雨に濡れて鮮やか。すでに小さくても露地植えになって10年
以上、寒さに弱いと言われてますが、我が家では強健種。

黄色の花が咲いてます。 真っ白な花弁はこれは(ガク苞)です。コンロンカと呼ばれるのは
由来があります。 中国の崑崙山に降り積もる雪のように見立てられる
コンロンカ、とても素敵な名称、梅雨の中でアジサイとともに我が家で咲いてます。
























今は雨はあがってます。
明日は止んで気温が上がるらしいです。 晴れ間を期待します。


















エケベリア 蒼き貴公子 ラウリンゼ

2019-06-14 | 多肉植物
長く自宅で育ててるエケベリアの
中でラウイ×リンゼアナの交配種、ラウリンゼはすでに8年目、15cmは超えて白粉を全く
落とさずにここまで来ました。 小さい苗から選別して1点だけを育て上げる栽培は今では
行ってませんが、ラウリンゼだけが一鉢残ってます。  人気のエケベリアです。性質も強く
夏の蒸し暑さは嫌いますが、育てれば育てるほど美しいエケベリアになります。























ラウリンゼの成長点が直線状に
つながる名称テッカ。 うねる様に成長をして大株になる。 テッカの株の中に原型のラウリンゼが
見えてます。 成長スピードが急速です。






















本日多肉植物の苗木を鉢に植え込んで明記版を付けて明日から納品です。



















梅雨の晴れ間 タチアオイ 2

2019-06-14 | 植物、花
梅雨の時期に美しさを見せてくれる
タチアオイ アジサイ 季節の中で梅雨時に似合う花があります。 天候が崩れると言われてるので
早速載せてみました。  アジサイは今年も沢山見てますが、色彩の美しさは
数日前に出会った安行地区の雑木林の近くのアジサイに目を奪われました。








































先日まで綺麗に咲いてたクチナシの花は終わりに
近づきました。 白花は痛むのが早いです。






















     




今日も朝から安行地区、快晴、これから先はわかりませんが
水不足にならないことを祈ります。  今日は外仕事、安行事務所。