こういう議論があります。「外交で戦争を止められると考えるのは幼い」ですと。
「最終的には力だけが抑止力になります」という主張です。
果たして「最終的」を強調し、不信感をばら撒き、制裁と軍備・軍拡を優先する事で平和がもたらされるでしょうか?お互いに制裁、軍備拡大するから、お互いに不信感を募らせて行き、緊張を激化させます。最後は、戦争が或る瞬間に始まるのではないでしょうか?
戦争で利権を得る人たちがこの世にはウヨウヨしています。そういう人々が”火遊び”し、それが”大火”を招きます。何の意味も無く死ぬのは若い兵士達です。そして私たち国民です。まずは戦争予防を最優先で行うことです。
「あんた幼稚だねwウクライナは不信感で始まったのかね?チベット侵攻は?ウイグルは?」今どうなっていると思うか?と言うような罵倒が平和外交を進める側に投げかけられる場合があります。
幼稚でも何でもいいですが、戦争は絶対にさせないことです。そう主張する人々の子どもや孫も意味も無く死んでいくことを意味します。そういう方々は太平洋戦争を経験したのでしょうか?
戦争とその前の予防は全く別物ですが、今のまま、その予防を怠ると廃墟の我が国が待っています。多くの人々がウクライナのように死者が出るでしょう。長期戦になれば対中・ロ戦は必ず負けます。米国は核戦争は必ず回避します。その前にそういう強がりを云う人々はきっと米国に逃亡するのでしょうかね?
「子供が戦で亡くなっても、それは国民の務めだから否定はしない。(人の命を何と思っているのでしょうね。まるで軍国主義時代の軍国主義者と変わりが無い。)私はこの国で生まれこの国の土に還ります」と。このような主張をする方は国家主義者で主権在民の今の憲法を全く理解していないようです。
そして「予防と言うのは核兵器しかない。」と主張します。
「なんだかんだと言っても、現実に核兵器はどこそこに有ると言う説もある。」
「もちろん半製品だけども、プルトニウムを詰めて組み立てたら終わるのだろう。」
「それでなければ一晩では出来ない。」
「それは、中共も知っているので逡巡しているのだろう。」
「領土的野心を持つ国を相手に、「仲良くやりましょう」は通じません。」等々。
まるで人間不信の塊です。
「ウイグルが独立する理由が見当たりませんねえ。
独立したと言いつつ、属国として虐げるのだろうとは思うが。」
それでは、いまの日本とあまり変わりないですね・
「それは話の本質が違います。
では米国の傘下から出ると言う事が出来ますか?
ウイグルは殺戮されて強姦されて、「臓器移植のドナー」とされている。
これは戦争ではなく、犯罪です。」と、本当に全てが真実かどうかも分からないのに検証なしに強弁し、中国に対しては不信感をばら撒くだけです。これでは相手に緊張を呼ばない方が不思議です。
それが真実なら国際司法裁判所を通じて裁かれる必要があります。プーチンは戦争犯罪で逮捕状が出ています。習近平も逮捕状が出ても可笑しくないですね。ネトウヨ情報は誇張がおおすぎますね。また、傘下から出るかどうかはその内容にあります。属国の場合も勇気が無い場合も様々です。また、国民の意志か一部の特権階級の意志かでも変わります。沖縄基地では戦後犯罪はいくらでもあります。しかし治外法権かで有耶無耶になったことも無数にあります。全ては法の下に裁かれる必要があります。権力とか金力に左右されずにですね。
「夢だけで、なんでも叶えられると思ってますか?
では、どの国と同盟を結ぶのですか?
軍事同盟が無ければ、守りきれませんよ。
これが右派の現実的な考えです。
で、ネトウヨってなんですか?」
何回も主張しています。「軸足をグローバルサウス」へ順次切り替えていくべきだと。米国とは対等な平和条約を結ぶことです。強いて敵対すれば守れるものでも守れなくなります。戦前の玉砕戦法が今でも生きているのでしょうか?今は戦後の憲法で守られた平和と民主主義の時代です。今の右派の考えは戦前の右派と違って、情けないことに戦勝国に未だに頭が上がらないことですね。
「臓器移植のドナー」とされているというようなことは、違法にもかかわらず、欧米諸国でも大金を支払っていくらでも行われているようです。
戦争賛美者達はこういう途方もない理由をつけて、「野党共闘に難癖をつけ」共闘を阻止しようとしています。