心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

歴史を振り返る  日独戦争の位置ー1

2012-04-12 20:53:05 | 政治哲学

 

日本の歴史を

過去からたどってみると

幕末、明治維新は

世界に誇れる時代だったと

私は思っています。

 

ところで日清戦争は

我が国が小さくても

(当時の中華思想を持った中国に対して)

侮られたくない強い意志を

示した戦争であり、

 

日露戦争も

戦争自体は

善とは言えないけれども

当時南進政策をとり

 

いずれは

朝鮮半島に至り

わが祖国を脅かす存在たらんとしていた

ロシアに一箭を報い、

 

東洋人の名誉を守り

東洋の人々をリードした日本人として

誇りを持ってもいい時代だったと

考えます。

 

少なくとも

卑下する必要はない時代だった

といえます。

 

私見としては

やや狂い出したのではないか

思える時代は

第一次大戦がはじまったころから

ではないかと思います。

 

その中で

日独戦争は日露戦争のストレスが

残っていたのではないかと思われます。

 

あまり大義なき戦争であり

日本が

とうとう列強の植民地争奪戦に

仲間入りした時代ではないか

と想像しています。

 

ここから

この時期を境として

欧米列強が

日本に警戒心を持ち始め

 

日本にとって

「欧米は、

”国造りの模範”から

肩を並べた”敵愾心を掻き立てる

ライバル”に過ぎなくなってきた

時代になった」。

といえるのではないでしょうか。

 

 


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