心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

秘密保護法の危険性を考えるうえで避けて通れないものは?

2013-12-09 21:23:06 | 政治経済

 

今、起きている尖閣諸島での

領有権問題、

防空識別圏問題、

などです。

 

中國はなぜ!

今の時期にあのような暴挙を行ったのか?

ということです。

 

今まで主張してこなかった尖閣諸島を

強引に自国のものと主張しだしました。

 

また、

防空識別圏は故意に

我が国の識別圏を超えて、

尖閣諸島を含めた範囲を

主張し始めました。

 

これは、

戦前なら完全に中国の戦争挑発、

宣戦布告といえます。

いざ戦争となれば、

当然のように

軍事機密は守らねばならなくなります。

 

しかし、

今は、

日本は憲法9条が

盾になり、節度を守っています。

これは

わが方が先制攻撃をする場合は重しになります。

 

逆に中国の先制攻撃には

日米安保条約による集団自衛権(定義が曖昧)が

抑止力になっています。

 

問題はこのように極度の緊張関係を招いたのは

明らかに中国側なのですが、

だからと言って

お互いに簡単に戦争できないのが

現在の日中関係なのです。

 

「日中間の戦略的互恵関係」や

「日中友好条約」が

今重要な位置を占め、

比重を増しています。

 

これに

くさびを入れ

危機を広げる方向に向かうか

 

この関係を

拡大し

日中間の絆を広げていくか

 

これはある種の綱渡りのようなものです。

極度の神経戦を強いられます。

 

一旦、

戦争が始まれば

何ものも止められなくなる可能性があります。

 

このような中で

秘密保護法がどのような方向性を持ち、

どのような役割を持つものかということです。

 

このことだけ見れば

軍事機密保護法は極めて重要です。

 

でも、秘密保護法は

違った一面を持っています。

 

国民に向けた

目隠し、口封じ、耳ふさぎの面を持っています。

 

そしてそれは、

きょうも安倍総理大臣が

一生懸命説明(弁明?)されていたように

表現の自由や人権を侵すものではない

と述べられています。

 

聞き方によっては極めて善意のものです。

私もそれを信じたいです。

 

 

しかし、

法律は普遍的なものを持っています。

一旦走り出せば

首相の主観的意図とはかかわりなく

効力を発揮しだします。

 

その法律をもとに

官僚組織は組織的に動き出します。

これが権力というものです。

解釈の幅が

大きければ大きいほど大きく網を打つことが

可能になります。

 

昔の特高警察的なものが

出てくる可能性は多分にあります。

予防拘束的なものも出てくるでしょう。

***  http://www.47news.jp/47topics/e/248432.php

 

飛躍ではなく、

安倍首相が主観的に善意であろうと

一旦できた法律は別物です。

一人歩きをし始めるのです。

そしてどんどん成長を続けていきます。

 

その法律のもとに

次から次に新しい秘密や

課題が続出していくからです。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0158680.html

そのたびに関連する人々が

マークされ拘束され始めます。

 

そして最終的には

罪もない人々までが

濡れ衣を着せられ拘束されたり、

予防拘束されたりし始めるのです。

 

今でも、表には出てきませんが

特に、

左派といわれる活動家

平和運動の活動家などは

マークされているに違いありません。

 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51879662.html

今でも要注意人物の名簿が

自衛隊組織のある場所に

保管されているそうです。

依然騒がれていましたね!

 

 

それらの人々が

でっち上げられ秘密保護のために

予防拘束という手段が

とられる可能性は多分にあります。

他人事ではないですね。

こんなことを書いている私も危ないかも!

 

 

「憂国の情」

裏目に出る場合があります。

 

 ***西山事件

 


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (パピー)
2013-12-10 16:44:48
あぶない、あぶない(笑)

笑い事じゃないですよね。
日本の官僚は頭がいいから、思いもよらない
からめ手でことを運ぶ危険性を一体何処の
誰がブレーキをかけるのか・・・

これも危ないな~
返信する
Unknown (mikki-)
2013-12-11 19:33:29
やはり、
選挙で政権を変える以外に
ないのではないでしょうか?
返信する
難しい課題ですね (屋根裏人です)
2013-12-14 07:50:32
現在のように 複雑な外交関係が 近隣諸国と
同盟諸国・・それぞれいろんな情報交換をしながら
国益を重視して活動している。
私たちも日常の噂話の中で・・仲間同士が、ここだけの
話で絶対門外不出・・という話は、信頼できない口の軽い
人には肝心な話はしませんよね。それとこれと一緒では
ないでしょうが・・ある一部分はご理解頂けるかも
外務省 防衛省 はじめお役人さんたちのご都合でしょうが
たぶんこの法律で、一番首を締め付けられるのが官僚と
政治家でしょう
何も知らされない国民は・・・一番気楽です
情報公開の期限とか情報の内容とかまだまだ不備がいっぱいです
無くてはならない法律かも知れませんが、あっても非常に
困る法律
最近の日本外交の お粗末感をみれば・・とは云うものの
言論の自由を
今になって縛られるのも・・本当の法律の趣旨をわかりやすくいえる人は
たぶん 誰もいないでしょう
ならば 野党が頑張って来年の夏ころには現政権も大幅に力が落ちる
その時を狙って政権を・・・そしてこの法律をどうするのか?
今、近隣諸国、東南アジア、中東、アフリカ諸国、そして同盟諸国の情報が
得られない 根本的な問題も同時に考えねばならないかも
私は政治的意図や色はまったくありませんが難しい課題
ということは理解できます 避けて通ることも出来ません
また 勉強させてください。
返信する

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