心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

景気回復が何故遅々として進まないのか?

2015-07-25 08:33:49 | 時事政治経済哲学思考

 

 

とりあえず

大枠で概要を

述べさせていただくならば、

 

国内では

東北震災内需を

早急に振興・促進すること。

 

特にインフラの復興は

早急に解決されることが不可欠です。

特に、

需要のある所にどんどん投資すること。

 

末端の2~3百万円以下の国民には

お金さえあれば

いくらでも必要なものは無限にあるし

買いたいのが現実です。

需要は有るのです。

 

高度成長時代が終わって

エンゲル係数すれすれの生活にまで

引き下げられている一般国民が

潜在的な膨大な需要源です。

 

今の金融資本の需要(投資先)は

すべて逆になっています。

金が有り余っているところが

投資先です。

 

世界で今問題になっているのは

東欧の「ウクライナ」、IUの「ギリシャ」です。

貧乏人は極端に貧乏なのです。

もてるものは海外逃亡、避難が常識です。

 

今の金融資本は

お金が潤沢にあるところでは

貸し出しに「寛容」です。

 

金を必要としているところ、

つまり

潜在的需要が大なるところほど

「金融資本の論理」では

需要がないということになる

という矛盾したことが

起こっているわけです。

 

歴史的に見れば

ソビエト崩壊後のロシアの経済危機は

エリツイン時代は

当初、貧困層・年金生活者などが無視され

経済復興は不可能といわれていました。

https://www2.jiia.or.jp/pdf/russia_centre/h14_rus-company/03_kasai.pdf

プーチン大統領に交代するまでは

餓死者は

数百万、数千万人出るといわれていました。

 

所が、

欧米・IMF主導を止め、

オルガルヒ・エリトゥイン側近の官僚を排除し、

任期2期、8年間の間に瞬く間に経済改革を実行し、

世界第5位の経済大国にまで回復しました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3 

過去には

南米で「アルゼンチン」「ペルー」「ブラジル」その他

IMF主導の

経済改革をしていた新興国諸国の

大半が

経済破綻していました。

http://www.bizpoint.com.br/jp/reports/yamaz/0203.htm

http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/er_120316

 

https://sites.google.com/site/nekodemokeizai/akusesuno-duoi-ji-shi/cai-zheng-po-zhande-da-cheng-gongshitaaruzenchin 

 

 日本の第二次大戦後の回復も

今の日本経済のように

企業の内部留保300兆円(2019年度450兆円)といわれるような

べらぼうな余剰資金のない時代に

目覚ましい回復がなぜできたか

もう一度振り返ってほしいものです。

http://www.bizpoint.com.br/jp/reports/yamaz/0203.htm 

 

投資基準を再考し、考え方を変えれば

潜在的な需要はべらぼうに巨大なのです。


ただ、目先の現金がそういう市場にはもはや残っていないのです。


バブル不況(失われた15年)、アメリカ伝来のリーマンショックで

膨大な円を失いました。

 

 

 


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