Ⅰ、製品単価の構成部分の検討
消費税の増税とは
消費者から生産者と消費者の間を結ぶ
流通過程で消費者の手にわたるところで
製品価格以外に税金というコストをかけることです。
普通は製品は
製品(W)=原価(G)+利益(M)+消費税(S)
=原料・材料(C1)+機械・設備費(C2)+運搬・運送費(C3)+地代(C4)
+本人の生活費(労働力+労働力の再生産費)(V1)
+家族の生活費(文化・教育費+衣・食・住費)(V2)
+動・不動産(火災・水災etc)保険料(V3)
+動・不動産(固定資産・車両)税(V3)
+社会保険料関係(年金保険料+健康保険料+失業保険料)(V4)
+通勤費(V5)
+利益(M)
で構成されています。
それに消費税がプラスされます。
+消費税(S)*(S=全体の製品単価☓消費税率)
で成り立っています。
原価(G)=C(C1+C2+C3+C4)+V(V1+V2+V3+V4+V5)
Cは生産現場(P)でVという対価で雇われた労働者の労働力と結びついて製品化される。
G=(C+V)(P)――W=C+V+M‘(市場で変動)=G‘(市場価格)
G‘(市場価格)は再び市場に出るときには
G‘(市場価格)=C①+V①+M①として立ち現れる。
M①は純利益として内部留保、株主配当などに振り当てられる。
M’は生産拡大される場合はC,Vに振り分けられM’>M①、再び原価としてG①は
G①=C①+V①として、生産点Pにわりあてられる。G'>G①=C①+V②>G
*cf.ここでいう四則表記は
市場単価価格の構成部分を検討するための
ものであり、通常の数学上の表記ではありません。