大変遅れてしまいました。反省。
3月30日に打った阿含桐山杯予選Aの棋譜です。
相手は安斎伸彰六段。僕の黒番です。
持ち時間1時間。使い切ると60秒の秒読みです。
黒21は工夫してみました。黒29までとなれば成功した感じです。
白38から反撃さらに白44が意外な強手でした。
白58からの劫をにらんだ手ですね。白70、72の劫代わりから第2ラウンドです。白88、90肺腑をえぐるとはこのことか。
この辺から両者秒読み間近でヒートアップしてきます。
白100までしぼれれば、僕はいける雰囲気かと思ってました。
ところが黒111が放心の一着。
N15に切る一手でしたね。
白112と上辺に先着されては、今までの苦労が水の泡です。
ここから黒の手は全て勝負手ですね。
特に黒175~183と両あたり構わずいったのは、もうやぶれかぶれです。
血が吹き出そうでした。
白は196で197のところについだほうが良かったようです。
中央を取っては逆転しました。
黒4目半勝ち。