ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

明日は手合い

2012-03-21 12:28:09 | 手合

明日は本因坊戦の予選で三村智保九段と対局します。

棋譜は先週の手合いで、金秀俊八段との碁です。私の黒番。

【棋譜再生】

相変わらず、中央から打ちました。

204手完 白中押し勝ち。残り黒1分 白1分。

この1週間はコンピューターと打ったり、ニコ動に出たり、忙しかったです。

ブログではゆっくり時系列順に書いていきますので、気長にお待ち下さい。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Zenの秘密に迫る!(予告)

2012-03-18 21:06:12 | コンピューター囲碁

最強コンピュータープログラムZenとの結果は、

9路盤で私が打って1勝1敗、お互いに白番勝ち。

19路盤は武宮正樹九段が打ち、5子局は黒11目勝ち。

4子局は黒20目勝ちとなりました。

コンピュータの進歩が、かなり速いという見方が大半かと思いますが、

そこら辺を明日、プログラマーと方達と語り合います。

3月19日(月)15時30分~

強さの秘密に迫りたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予定色々

2012-03-14 11:55:33 | 生活

おはようございます。こんにちは。

今日は棋聖戦第7局の一日目。女流名人戦第2局もあり、

中国百霊杯の1回戦がズラッと並び、観戦する碁がたくさんありすぎて、困ります(笑)

自分はというと、明日は十段戦の予選で金秀俊八段と対局します。

そして、3月17日土曜日に最強のコンピューター「Zen」と9路盤で対戦します。

将棋ではコンピューターが米長邦雄永世棋聖を破り人工知能の進歩が著しいですが、さてどうなることやら。

その模様はニコニコ動画で中継されます。

御用とお急ぎのない方はご覧下さい

☆☆☆☆☆

もうすぐ発売の囲碁講座テキスト4月号。

4月号から、あるコーナーを連載します

それについては書き始めるとアツく(長く)なりますので、店頭に並んだ頃にまた書きます(笑)

是非ご覧下さい

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手合い

2012-03-13 00:06:13 | 手合

今日は阿含桐山杯の予選でした。

園田泰隆九段と対局しました。私の白番。

【棋譜再生】

白だったので、真ん中からは打たず、三々へ。

それにしても、大石の眼形がこんなに無いとは・・・

277手完 黒7目半勝ち。残り黒1分 白2分

3月は対局が多いので気を取り直してがんばります。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の対局

2012-03-08 23:33:55 | 手合

今日は手合いでした。

碁聖戦の予選で武宮陽光五段と対局しました。

【棋譜再生】

今日は大高目・・・・・ではなく「7-5」?から打ちました。

1図  見慣れない布石で5手で一時間が経過しました。

2図 さて、しばらく進んで55手目を打った場面ですが、以下図の下に続く。

よ~く見てみると、一線と二線に黒石が結構たくさんあります。

とても五線(七線?)から打ち始めた人と同一人物とは思えません。が

それが囲碁の不可思議なところ。

280手完。黒2目半勝ち。残り黒41分14秒。白1分。

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出しなんとか

2012-03-07 13:23:25 | 詰碁

今日から棋聖戦第6局が始まりました。

張栩棋聖3勝、高尾挑戦者2勝。いつものようにハイスピードの一日目になるのでしょうか。

それとも角番なので、少しゆっくりした進行になるのでしょうか

幽玄の間の解説は、林漢傑七段です。

そういえば、前に漢傑君と打った碁から問題を出したのを思い出した。

おもむろに答えを書いてみる。

問題図(再掲)

答え1図  詰碁的正解 「劫」

2図 なぜこれが詰碁的正解かというと、劫材で黒7白8を交換すると隅の黒が生きているからです。

3図 実戦進行「劫」準正解? 実はケイマでも劫になる。

4図 しかしこの劫は、黒が劫に負けると、白Aで隅の黒に死にが残る。

5図 しかし実戦は黒が劫に勝った。するとK-19に黒石が来てるので、これが一番得である。

つまり劫材の数を読みきって、劫に勝つ予定なら3図のケイマが最善という事です。

この碁は1手20秒の早碁で読みきってたわけではないですが、

5図の形になったのは指運が良かったですね。

☆☆☆☆☆

明日は手合いです。武宮陽光五段と対局します。

どんな碁が生まれるのでしょうか。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BC杯の碁

2012-03-04 22:45:55 | 手合

韓国から帰ってきました。

9泊10日の旅でした。

旅についても色々書きたいことがありますが、今日は盤上のお話です。

BC杯予選の持ち時間は、2時間で1分3回の秒読みです。

持ち時間が短いので午後1時対局開始で、休憩無しで打ちきります。

2月27日。相手は韓国の羅玄初段。私の黒番。

【棋譜再生】

1図   相変わらず大高目に打ちました。4手目で空き隅を放置してかかられたのは、珍しいです。

2図 17までとなり、大高目に打った布石ですが、普通?の序盤になりました。白Aに入ってきてさあどうなるか。

3図 しばし進んで白1と仕掛けてきました。

4図 黒1と反撃しました。  しましたが。。。。

5図  白16までと中央を厚くされては反撃になっていません。

6図 黒1とこちらを伸びて、大きく戦うべきでした。

164手完白中押し勝ち。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする