昨日は手合でした。
棋聖戦予選C の決勝で、
橋本雄二郎九段と対局しました。ボクの黒番。
持ち時間は各3時間で、5分前から秒読みです。
対局中、思わぬハプニングがありました。
この局面です。1図 状況はというと、
白はa、b、c、d、eと断点がたくさんありますが、切断しに行くと、上辺の〇印の黒も危険です。
白△、黒△と打ったところで、白番です。なんとここで・・・・・
対局時計がイカレタ・・・・・・・・・・・・・・・・・
対局時計を見ると、初期設定の3時間持ちの状態に戻ってる・・・・・
白の橋本九段は残り1分でした。ボクは40分台でしたが、正確な残り時間を覚えていない・・・
猛烈な勝負所で、こんなことに。しびれました。。。
まず、立会人の先生を呼びに行き、係りの方に時計を直してもらって・・・
といっても何分持ちから再開するのか少し話し合って、
結局黒45分59秒持ちと、白残り1分から再開しました。
サッカーだったら、ロスタイム5分といった所だったでしょうか。
2図 実戦進行 白は上辺黒に狙いを定めました。
3図 白1、3と打って、7とつながり、aとbを見合いにされたら白勝ちだったでしょう。
実戦は棋譜をご覧下さい。
【棋譜再生】
278手完。黒半目勝ち。
残り 白1分 黒29分58秒
対局後、若手棋士達と、8人でご飯に行きました。
みんなに聞いたところ、結構対局時計のバグがあるようです。
対策が必要ですね。