28日月曜日は、富士通杯予選Aでした。
1回戦 高木祥一九段に時間切れ勝ち
2回戦 加藤充志八段に中押し勝ちでした。
一局ずつ感想を書いてみます。 【棋譜再生】
1回戦。相手は高木祥一九段。ボクの白番。
この日、対局が終わった後、控え室で、イソ君(黄翊祖七段)と検討。
1図 実戦は黒aを警戒して白1。しかし黒4が大きいところ。
よく見たら、黒aには白bでなんとかなる・・のかそこで・・
2図
イソ君「白1はどう?」
3図 2人で図を作る。(3は10のところ)
「白からいね。」
「うんうん。」
4図 しかし帰り道で黒2と打ったらどうだろう?と、気付いた。
黒8までとなったら、白あんまり嬉しくない気もするなぁ。
しかし、是非はともかく白1に感動したので、載せてみました。
5図 これは、終局直後に相手の高木九段に教わった図。
黒149で、図のように打たれたら、白つぶれでした。
黒1一本でダメが詰まってるのがミソ。
黒5で左上白が全滅。
黒7のあと、aとbが見合いでどうにもなりません。
実戦は九死に一生を得て、終盤戦になり
黒が2-十一(総譜ではB-9)に打とうとした所で
高木九段時間が切れてしまいました。
こういう事もあるのですね。
2回戦は次回で。ではでは。