老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

世界で一番眠っていない日本の子供

2007年06月04日 | Weblog

2004年、寝る時刻が午後10時以降の赤ちゃんはヨーロッバでは二割前後ですが、日本では約五割もいます。午後7時以前に寝る赤ちゃんは日本でははずか1パーセントです。ヨーロッパでは三割前後います。今から28年前1979年、午後8時台に寝た日本の小学校四年生は約四割いたのですが、2002年にはわずか6パーセントです。

逆に1979にはいなかった深夜零時を過ぎても起きている小学校四年生が2パーセントいるようになりました。2005年の小学四年生の平均就寝時刻は、米国で午後8時37分、中国では午後9時零分ですが、日本では午後9時40分以降です。日本の中学生は米国よりも30分、ヨーロッパ諸国よりも90分以上睡眠時間が少なくなっています。

台湾と日本と同じくらいでしたが、台湾は亜熱帯なので昼寝の週間のある人もいます、日本の中学生はとても昼寝の出来る状況でないので、日本の中学生は世界で一番眠っていないことになります。高校生では2003年の国際比較があり、午前零時を過ぎても起きている日本の高校生は6割に上がります。

米国では6割が午後11時前に、中国でも五割が同時刻までに寝ていることを見ても、日本の高校生の夜更かしぶりが際立っています。子供達に疲労の程度について答えてもらった2004年の東京での調査では、小学生の訴えのトップ3は「あくびが出る」「眠い」「横になりたい」の順番です。訴えのトップ3は中学生でも同様で、特に女子中学生では8割が「眠い」をあげています。、、

政府の教育再生会議が授業時間数を増やす事を打ち出していますが、生徒が眠っていてはどうしようもありません。授業中にきちんと起きていられるように生活習慣を改善する事が急務ではないか? 中学生の疲労の程度で「横になりたい」に続くのは、「熱心になれない」「考えがまとまらない」「イライラする」です。寝不足で心に負担が増しているのでは、犯罪の基か??