老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

童謡 アメフリ

2007年06月08日 | Weblog

夏場山間部は夕立ちが多い。学校帰り四キロの道を遊びながら二時間近くもかけて帰るのだから、雨に遭うことも珍しい事ではない。ピショ濡れになっても、親達も仕事場から濡れて帰るのだから傘を持って迎えなど一度もない。

私だけではない、みんな迎えなどしてもらえなかった。雨雨降れふれ母さんが蛇の目でお迎え嬉しいな、それでもこの童謡が懐かしい。身体はピショピショこれ以上気遣うことはない、水溜まりがあればわざと、大きな声でこの童謡を歌いながらぴちゃぴちゃと水の中を歩いたようにも思う。

昔も今も生活環境はみんな違う、楽しい思い出、悲しい思いでどちらが多いかも人それぞれ、しかし思い出が懐かしいのはみんな同じ。雨が降ることによって母親が学校に迎えに来てくれる。うれしいオムカイ、お迎えが幼児語の「オムカイ」になっているのは、幼児向け絵雑誌「コドモノクニ」に発表されたから。

今はひらがなを先に習うが、当時はまずカタカナからだった。だからこの歌の詩は、カタカナだけで書かれて発表された。蛇の目は女性用の和傘のことで、それが円形に従って色差したのが蛇の目に似ていることから「蛇の目」と呼ばれるようになったそうな。

アメ アメ  フレ フレ  カアサンガ   ジャノメデ   オムカイ

ウレシイナ  ピッチ ピッチ  チャップ チャップ  ラン ラン ラン


血を分けた身とも思えぬ蚊の憎さ

2007年06月08日 | Weblog

今年は早くから暑い、それでいてヒンヤリとする日もある。涼しい日は、自然の蚊はどうしているのだろう、気温に変化があると、飛べないのか、飛びたくないのか? 一度でも動物の血を吸えば生きられる命なのだろうか。暖かくなると普段何処にいる蚊なのか、住所不定、何処のものか分からないがやってくる。

最近は殺虫剤や蚊取り線香以外にも電気を利用したものまで沢山あるが、それでも蚊が飛んでいるのを見れば安心して寝られない。血縁の関係を血を分けた兄弟などという。蚊は人の血を吸って生き延びる。同一の血によって関係は生じるが、血縁とは冗談にも言えない、あの小さな憎らしき命。  なのに、涼しい日は、などと考えるやはり血縁、それともそれ程暇なのかなぁー