老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

九星と呼ばれるもの

2007年06月18日 | Weblog

前に述べた八卦と深く関わりのあるもの、五行、九星です。五行占い、九星占いとしても呼ばれていますが、その九星、一白水性から九紫火星の事で特に気学で占いをたてる場合等は、絶対に覚えておかなければならない1つでもあります。一白水星は五行の水で、色は白無色透明の水です。

水は言うまでもなく、液体で、熱すれば水蒸気となって空中に逃げ、冷やせば氷という固体となります。また、水そのものに形はなく、「水は方円の器に従う」のことわざのように、入れる器によって、そのとき時に変化します。水は万物を潤し生物を育てる力があります。

易で言う坎と言う字は「土を欠く」になり、土を浸して低い所に流れる水を表現してる。そのほか水は、湖沼にあっては「止水」河川にあっては「流水」ときには「奔流」とか「洪水」のように人間の力では抵抗できない激しい力を発揮する事もあります。

古代中国人達は、黄河や場子江の大河を見て、水の特徴を捉えているものです。大河では、表面は緩やかな流れに見えても、川底近く、水深いところでは、さかまくような流れを持っているものです。無色透明の白はどんな色にも染まります。そして、人の教えにもこんなものがあります。

1.見ずら活動して他を動かす物は水なり、2.常に見ずらの進路を求めてやまざる物は水なり、3.障害に遭うとも屈することなく、その勢いを百倍にする物は水なり、4.洋々として大洋を満たし、雲となり雨となり雪となり、玲瓏(レイロウ)たる鏡となり、しかもその性を失わざる物は水なり、5.見ずらを清め他を洗い、清濁併  せいるる物は水なり。

この一白水性方位にとると北方30度の間、十二支江では「子」時間では午後11時から午前1時。四節では十二月上旬の「大雪節」から「冬至」をへて一月上旬の小寒節に至一ヶ月間。気候は寒く陰気の極まるときであり、一年で一番寒いと言われるとき。