Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

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山旅 木曽駒ヶ岳へ!!

2011-11-04 21:31:22 | 登山
《山旅 木曽駒ヶ岳へ!!》
日本で一番手軽に三千メートル峰へ登れるルートでしょうか。中央アルプスの木曽駒ヶ岳へ行って来ました。

駒ヶ根インターで降り、菅の台にてパーキング・・・そこよりしらび平へバスで移動。次にロープウェーにて千畳敷まで上がります。ちょっとあっけない気も・・・


(千畳敷きより)
流石は2600㍍の標高・・・上着が一枚欲しいところです。身支度をし、乗り越しを目指します。


(宝剣岳)
左手に見えるのが岩峰の宝剣岳・・・ピークの岩の上に立ている登山者が望まれます。


(頂上にて)
宝剣へ向かうグループと別れ、木曽駒のピークを目指します。


(伊那谷)
伊那方面を振り返ります。南アルプスの山々も・・・その向こうには富士山も望まれます。


(木曽側の風景)
木曽側は急峻・・・上松から登るルートは一日がかりとか・・・健脚の方のみのコースのようです。深い木曽の谷を見下ろせば納得です。30歳若ければ・・・!??

また思い立ったら行って見たいコースですが、交通費が掛かるのがネックです。でも、ありがたいコースでもあります。


山旅 花の名山・白山へ!その2

2011-09-04 17:19:40 | 登山
《山旅 花の名山・白山へ!その2》
白山の旧火口・・・お池めぐり。高山植物の綺麗さ以上に魅力的なのがこのコースかと思います。その残雪は9月頃までも残るのでしょうか。日本海に面した山の厳しさが感じられます。


(ガスのかかる大汝峰)
大汝峰を目指して急な崖を下ります。かつての火口の跡でしょうか。ゴロゴロと横たわる岩石を縫っての登山道はとても危険です。右手には、ひときは高い剣ヶ峰が・・・神事のときだけ神職の方が登られるのでしょか・・・霊験のある神域という雰囲気に包まれています。


(翠ヶ池にて)
とても不思議な感じがする火口湖・・・周り雪渓に囲まれ、湖面の先は雲海に続く・・・いかにも龍神が出現しそうな雰囲気が漂っています。


(一面のお花畑)
長い冬・・・雪の下に眠っていた花々が夏に咲き乱れます。花の名山と呼ばれる所以でしょう。花にはうとい私でさえ、その素晴らしい風景に感動を覚えます。


(静まり返る翠ヶ池)
まさしく碧いという文字が合う湖面の色・・・各地のいろんな火口湖を見てきましたが、私はこの池が一番好きです。しばらく、のんびりと眺めていたい景色です。


(ハクサンコザクラ)
とても清楚で控えめな花です。


(下山開始)
ぐるりと大きく西に周り、室堂に戻れば池めぐりも終了。仕度を整え、弥陀ヶ原を目指して下山を開始です。木道を通り、黒ボコ岩を目指します。ここより左手に取れば、甚之助ヒュッテを経て砂防新道へ。今回は、花が素晴らしいと聞いている観光新道を下ります。ここは展望のコースでもあり、多くの高山植物が次から次へと現れ、飽きることがありません。


7月からお盆までくらいが花のシーズンでしょうか・・・


(殿ヶ池ヒュッテ)
尾根道の下のほうに赤い屋根が見えてきます。殿ヶ池ヒュッテ・・・避難小屋のようですが、悪天候の時には有り難い存在です。


(コオニユリ)
観光新道の勾配はとても急・・・好みにもよりますが、下山に利用するとよい感じです。上りに使えば・・・延々と急登を強いられることになります。木陰を造る木立も少なく、炎天下では辛い思いをすることになりそうです。途中でいただいた室堂小屋の弁当(千円)・・・本物の竹の皮で包まれた味ご飯はとても美味しかったです。

下山後は温泉へ・・・旧白峰村の温泉に浸かり、山の汗と疲れを流しました。極楽!極楽!



山旅 花の名山・白山へ!その1

2011-09-04 09:20:36 | 登山
《山旅 花の名山・白山へ!その1》
花の名山、白山へ行ってきました。白山へは何度も登っていますが、こんなに花が素晴らしい時期に訪れたのは初めてでした。ハクサンコザクラ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ・・・白山という名前が付いた花が多いのも凄い。そのほか、クロユリ、チングルマ、リュウキンカ、ニッコウキスゲ・・・あまりにも多くて書ききれません。


(別当出合の登山口にて)
ハイシーズンの期間、クルマは市之瀬までしか入れません。そこよりシャトルバスにて登山口へ・・・正しい判断だと思います。管理棟の前より吊橋を渡り、砂防新道にて登り始めます。ここが一番人気コース・・・安全で、斜度も緩く、適度に木陰があって快適な登山道です。近ごろ人気の冨士登山と違い、人も適度で、緑も濃く、登山の楽しみが多くあるようです。


(エコーラインを行く)
甚之助ヒュッテで大休止・・・ささやかなランチタイムを楽しみます。ここから眺める別山は大きい・・・いつかは、石徹白より美濃禅定道を辿って白山へ登ってみたいと思う。ヒュッテの先で分岐に・・・左にとれば黒ボコ岩経由のメインコースへ・・・今回は、花の豊富なエコーラインを辿ってみました。南龍ヶ馬場辺りの景色も素晴らしかったです。


(クロユリの群落)
水平道からジグザクの登りに入ります。先ずはニッコウキスゲが・・・次々に有名?な高山植物が現れます。花の名前に詳しい方より説明を受けますが、一晩寝ると忘れてしまう・・・ここはハクサンフウロなど、ハクサンの名の付いた固有の花も多いそうです。


(青い空)
山で一番嬉しいのは快晴・・・空の青さが格別でした。下界は猛暑・・・爽やかな風が気持ちよいです。いくらエアコンの性能が進化しても、これには追いつけないでしょう。


(これはなんの花?)
白山は豪雪地帯・・・7月の末でも雪渓が残っています。よく整備された階段状の登山道を上って行きます。弥陀ヶ原へ出れば室堂は近い・・・御前峰も大きく見え始めます。


(室堂小屋の夕焼け)
今宵の宿は室堂の山小屋で・・・収容人数は750名とか。正直、ハイシーズンの山小屋は好きではありません。あの混みようは尋常でない・・・過去、嫌な思いを何度もしていますので。でも、それは昔の話し・・・今時の山小屋は設備もよく、食事もレベルアップしているようです。


(ハクサンコザクラ)
日没までの小一時間、室堂周辺の散策を楽しみました。小屋泊まりならではの贅沢・・・登山中では味わえない山の楽しさがあります。御前峰に流れるガス・・・福井市方面に沈む夕日・・・別山辺りの景色にも素晴らしいものがありました。


(翌朝の登山道)
平日ということもありまして、それほど小屋のベッドも混むことなく、快適に過ごせました。夜中、トイレタイムで外へ出てみると、夜空には天の川が・・・時より流れ星も・・・下界では忘れていたものが多くありました。

御来光・・・頂上付近にはガスが掛かっていたため、ちょっと遅いスタート・・・寒さはそれほどでもなく、快調に頂上へ向かいました。


(御前峰にて)
全員が無事に登頂(標高2702m)・・・白山比(しらやまひめ)神社奥宮に参拝。目の前には剣ヶ峰が・・・ここは神域であり、入れないそうです。その左手には大汝峰が・・・その手前には残雪と翠ヶ池は美しい。

この後、池めぐりを楽しむ。ここは別天地・・・日帰り登山では時間に余裕がないために訪れることができない。ここは是非とも歩きたい場所・・・白山を倍楽しめるコースでもありました。

山旅 越前の経ヶ岳へ!!

2011-07-13 09:16:12 | 登山
《山旅 越前の経ヶ岳へ!!》

夏の暑い時期は標高の高いところへ・・・
福井の経ヶ岳(1625m)へ行ってきました。
越前大野と勝山の境に位置し、白山の大展望台でも知られています。

この時期、ニッコウキスゲとササユリが満開でした!

白鳥インターより油坂へ・・・九頭竜ダムの横を通って越前大野市へ向かう。越美北線「下唯野駅」付近より北上して南六呂師へ。越前大野はとても素敵な城下町・・・今も朝市が開かれ、農村の風景もとても魅力的なエリアでした。

六呂師高原へ向かう途中より広域林道へ。4キロほど先で土石流の跡に出くわす。沢が抜け、林道に大木と土砂が流れ出ていた。仕方なく、ここより歩くことに・・・


(奥越の大野平野)
林道の途中より見下ろす・・・まるで箱庭・・・この緑がある限りは日本も大丈夫かと思う。


(夏の空)
梅雨が二週間ほども早く明けました。なにか異常な感じが・・・暑さもかなり・・・猛暑の中の登山となりました。


(高山植物)
ニッコウキスゲの花が満開・・・笹原の登山道沿いに花の群落が!


(経ヶ岳の本峰)
笹原の向うに経ヶ岳(1625m)のピークが見えてきました。大昔の火山とか・・・その鋭峰は格好良いの一言・・・結果、タイムオーバーのため中岳までで打ち止めとしました。


(ササユリ)
ササユリの花も咲いていました。


(笹の稜線)
岐阜から2時間半・・・福井の山はとても素敵でした。次回は、越前大日山(越前甲)へと思いをめぐらす。

山旅 栂池自然園から飯縄山へ!

2011-07-05 15:33:13 | 登山
《山旅 栂池自然園から飯縄山へ!》
 栂池自然園の標高は1900m・・・ここは白馬岳へ続く大雪渓の展望台でもありました。この時期は水芭蕉が見ごろ・・・リュウキンカ、シラネアオイ、サンカヨウ、マイヅルソウ、キヌガサソウ、ミツバオウレン、シナノキンバイ、エンレイソウ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、サラサドウダンなどなどの高山植物も!わずか20分で雲上の楽園へ運んでくれるゴンドラリフトは有り難い存在です。

 二日目は北信五岳の一つ、飯縄山へ!・・・1917mの頂上から眺める景色は最高・・・火山性の独立峰は別天地でもありました。


(残雪の栂池自然園)
 格安?チケットを白馬の道の駅で事前に購入・・・2時間待ちを覚悟で栂池のゴンドラ乗り場へ!期待に反して、すぐに乗車。駐車料金が300円も嬉しい。高速千円が打ち切りとなって、遠出は控えようと思っていますので。高速道路料金の無料化をマニフェストに!私の聞き違えのようでした。

 20分で雲上の楽園へ!・・・標高二千近い栂池自然園は別天地でもありました。残雪も一部に残り、華麗な高山植物を見ることもできました。


(水芭蕉の群落)
 今回のお楽しみは水芭蕉の開花・・・とても有名なのが尾瀬ヶ原。次が奥裾花自然園。栂池もなかなかでした。整備された木道を歩いて3時間半・・・新緑と爽やかな風を感じながらの散策は格別でした。


(白馬岳へ続く大雪渓を望む)
 最奥の展望台からは白馬の大雪渓が望める!?・・・梅雨時でもあり、展望は無理とあきらめていましたが、突然にガスが晴れ、雪渓の一部が楽しめました。とてもラキー!


(可憐なシラネアオイ)
 水芭蕉以外にも沢山の高山植物が・・・詳しい方より説明をしていただいても直ぐに忘れる!??デジカメに撮って、後で調べる・・・いまだかつて実行できていませんが(笑)

 白馬より峰方峠(白沢峠)へ・・・ここは白馬連山の大展望地!・・・残念ながら雲の中でした。鬼無里を通り、戸隠村の中心地を抜けて飯縄高原へ。大座法師池のそばにあるペンションに泊まりました。「ぺんしょん遊山」リーズナブルながら食事は豪勢・・・素敵な一夜を過ごすことができました。


(北信五岳の一つ、飯縄山にて)
 二日目のプランは飯縄山ハイキング・・・飯縄神社一の鳥居より登山を開始です。火山性の山だけに裾野が長く、ゆるゆると樹林帯を上がってゆきました。新緑の自然林には鳥のさえずりが・・・ヤマガラ、ホトトギス、ウグイス・・・レンゲツツジやサラサドウダンも!

 上部は急傾斜・・・ジグザグの胸突き八丁を過ぎれば飯縄神社へ・・・二等三角点の頂上はその先にありました。晴れていれば360度の展望とか・・・わずかに東方向の高原が眼下に見えました。

 その後、戸隠神社中社、温泉と立ち寄り、帰途に付きました。素敵な山旅がまた一つ・・・またいつか信州の山旅へ出たいものです。