≪鳥海山から月山・湯殿山へ!≫
バックカントリースキーに興味のある方は是非とも鳥海山へ。4月から5月の鳥海山は適度な残雪が残り、雪質も程よく締まっていて最高のバックカントリーエリアとなる。
難点は距離が遠いこと。岐阜を前日の10時頃に出発し、北陸道を徹夜で山形を目指すこととなる。新潟辺りで一般道に下りてからも嫌になるほどの距離を走って、明け方の5時頃に酒田市へ着く。天候が良ければ前方に雪に覆われた鳥海山の全容を見ることができ、感動の一瞬でもある。
今回のプランは、秋田県側の祓川(はらいがわ)コースを採る。酒田市側の反対の位置になり、距離は更に遠くなるが、雪の量や斜度、安全性を考えるとベストなコースといえる。
最奥の駐車スペースまで車を乗り入れ、スキーの準備をする。私はテレマーク、他の二人はアルペンである。下りの滑りでいえばアルペンの方が勝っているかもしれないが、やはりテレマークには味がある。バックカントリースキーは旅の気分も味わえるのが良いと私は思っている。
快晴の空のもと、黄砂で薄茶色になった残雪の上にシールを効かして登り始める。この雰囲気がなんとも言えない。ゲレンデスキーにはない楽しみで、気持ち良く高度を上げながら鳥海の山頂を目指す。眼下には日本海も・・・
半分程も登ったころ、上部から山スキーヤーがそれぞれのスタイルで滑り下りてくる。思い思いにコースを取り、好き勝てに滑れるのもバックカントリーの醍醐味、アウトドアスポーツの王様と言ってもよいかもしれない。
最後の急登をしのげば頂上へ。新山のピークは火口壁を越えたすぐ向こうになる。360度の眺望を楽しみながら食事を済ませ、いよいよ下りに入る。雪質は数日前に降った雨のせいで表面だけがクラスト気味、いちばん厄介な状態ではあるが、だましだまし下りに入る。ベテランの二人は競い合うように一気に下っていった。
その後、月山、湯殿山と東北のバックカントリースキーを満喫して帰途に着いた。
バックカントリースキーに興味のある方は是非とも鳥海山へ。4月から5月の鳥海山は適度な残雪が残り、雪質も程よく締まっていて最高のバックカントリーエリアとなる。
難点は距離が遠いこと。岐阜を前日の10時頃に出発し、北陸道を徹夜で山形を目指すこととなる。新潟辺りで一般道に下りてからも嫌になるほどの距離を走って、明け方の5時頃に酒田市へ着く。天候が良ければ前方に雪に覆われた鳥海山の全容を見ることができ、感動の一瞬でもある。
今回のプランは、秋田県側の祓川(はらいがわ)コースを採る。酒田市側の反対の位置になり、距離は更に遠くなるが、雪の量や斜度、安全性を考えるとベストなコースといえる。
最奥の駐車スペースまで車を乗り入れ、スキーの準備をする。私はテレマーク、他の二人はアルペンである。下りの滑りでいえばアルペンの方が勝っているかもしれないが、やはりテレマークには味がある。バックカントリースキーは旅の気分も味わえるのが良いと私は思っている。
快晴の空のもと、黄砂で薄茶色になった残雪の上にシールを効かして登り始める。この雰囲気がなんとも言えない。ゲレンデスキーにはない楽しみで、気持ち良く高度を上げながら鳥海の山頂を目指す。眼下には日本海も・・・
半分程も登ったころ、上部から山スキーヤーがそれぞれのスタイルで滑り下りてくる。思い思いにコースを取り、好き勝てに滑れるのもバックカントリーの醍醐味、アウトドアスポーツの王様と言ってもよいかもしれない。
最後の急登をしのげば頂上へ。新山のピークは火口壁を越えたすぐ向こうになる。360度の眺望を楽しみながら食事を済ませ、いよいよ下りに入る。雪質は数日前に降った雨のせいで表面だけがクラスト気味、いちばん厄介な状態ではあるが、だましだまし下りに入る。ベテランの二人は競い合うように一気に下っていった。
その後、月山、湯殿山と東北のバックカントリースキーを満喫して帰途に着いた。