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歴史旅 越中・能登・加賀をゆく!!

2010-07-07 09:46:11 | 旅行
《歴史旅 越中・能登・加賀をゆく!!》

 国国宮(くにくにみや)巡り!・・・私の勝手な造語ではあるが、奈良時代頃に制定された国府、国分寺、一ノ宮を訪ねるのがロマンに満ちて面白い。

 国府・・・現代の県庁に当たり、当時は六十幾つかの国があった。今となっては場所の特定もされていない国が多いが・・・今回の旅でいえば、越中国は、高岡市伏木に古府という字名があり、能登国は七尾市内に古府町という場所があった。加賀国は、小松市に古府町があり、国府小学校、国府中学校があったのみ。

 国分寺・・・越中国は、高岡市伏木に国分(こくぶ)という字名がある。能登国は、七尾市郊外にて発掘がされ、南門や礎石が再現されていた。加賀国は不明のようである。

 一ノ宮・・・越中国は、高瀬神社と気多神社の二つがある。能登国は、羽咋市の気多神社。加賀国は、旧鶴来町の白山比(しらやまひめ)神社。

 五箇山トンネルを抜けて城端へ入る。途中の展望台から見る砺波平野の散居村の風景は見飽きない。富山へ来た感じがした。

 城端・・・言葉の響きが好き!・・・前々から行ってみたかった場所。それは期待以上であった。先ずは城端駅へ・・・木造の駅舎は昭和30年代のまま、今も残っているのが不思議なくらいであった。街並みの情報を仕入れ、坂の町を散策した。

 ここは絹糸の生産が今も盛んなようで、板壁の工場から機会の音が聞こえてきた。川沿いの景色も素敵であった。5月には、六台の曳山が・・・9月には「むぎや祭」が開催されるという。


(城端の撚糸?工場)

 越中国一ノ宮・高瀬神社を訪れる。一度衰退した社殿は、地元の篤志家の手で再建されたという。旧の加越能鉄道の線路跡に沿って石動へ向かう。


(砺波平野の散居村)

 埴生口の資料館により、倶利伽羅峠へと向かう。旧北国街道であり、源平合戦の舞台でもある。木曽義仲が仕掛けた火牛の計は有名・・・その場に立って谷の深さを知り、なるほどと思う。


(源平合戦・倶利伽羅峠)

 国道471号にて羽咋市へ向かう。能登ののどかな田舎風景を堪能しながら走る。この時期の水田の緑は見ているだけでも飽きない。


(気多神社)

 能登国一ノ宮・気多神社・・・3ヘクタールもの広さの杜は「入らずの森」と呼ばれ、樹齢百年以上のたぶの木が密生しているという。


(能登国・国分寺)


 七尾市へ向かう。能登国・国分寺・・・真ん中を丸くくり抜いた五重塔の基壇が田んぼの中に残り、それを切っ掛けに発掘がされ、国分寺の全体像が蘇ったという。

その近くに能登国府もあったという。古府町へも寄ってみたら能登国惣社があった。

 津幡方面へ戻る。金沢の町は大き過ぎて通過・・・旧鶴来町へ。


(白山比神社)

 加賀国一ノ宮・白山比(しらやまひめ)神社・・・


フォトアルバムは・・・
http://album.pentax.jp/166909111/albums/437988/

動画は・・・
http://zoome.jp/nosanjin/diary/83/

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