どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

ICTでフレイル予防

2021年02月16日 | 講師話
「フレイル」という言葉を知っていますか。
数年前から目にするようになりました。


フレイルとは・・・
人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、
外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってくる。
このように心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼ぶ。

・『身体』の虚弱
・『こころ/認知』の虚弱
・『社会性』の虚弱


「高齢者のフレイル予防にICTを活用」という新聞記事が興味深かったです。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるには、
人と人との接触の機会を減らすことが重要だ。

しかし、フレイル予防は食事運動に加え社会参加も重要な柱。

直接の接触をなるべく避けながらも、
人とのつながりを維持できるようにするため、
高齢者に情報技術を活用してもらおうという支援も始まった。

~中略~

■LINE講座

コロナの感染を恐れて、
誰とも会わずに孤立を深めている高齢者がいると知った同グループのメンバーは、
社会福祉協議会と連携し昨年4月から地域の高齢者と手紙のやりとりなどをしてきた。

フレイル予防にも生かせると考え、
自宅にいても人とつながれるようにLINE講座を企画した。

~中略~

■集まりはZoomで

「コロナで集まりがなくなり、声が出にくくなった。
やっぱり人と話すのは楽しい。
みんなが同じ場所にいるわけじゃないから、安心感がある」と頬を緩める。

ズームを使うことで、遠方で会場に来られなかった人や
会場に行くのが不安という人も参加できるという効果もあった。

スタッフのAさんは「フレイル予防には人と話すことも大事。
高齢者がズームなどでつながれるように支援することが必要になっている」と話す。

~後略~

(令和3年2月8日 読売新聞朝刊 
   読売新聞オンライン記事はこちら




今後のパソボラ活動の道標になるような記事でした。


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今日のお弁当です。