日曜日は私が代表を務める「
ITサポーター深谷」の定期総会でした。
普段は参加する機会が少ない会員さんも、総会&懇親会とあってほとんどの方が出席してくれました。
うちの会にとって総会は年に一度の大イベントです。
ほとんどの議事は滞りなく進んだのですが、予算案に関連して謝金の取り扱いに関しての意見がまっ二つに分かれました。
ある事業に参加すると出ていた謝金を、今年度は出さない(0円)という提案に対しての意見でした。
反対の理由にこういうものもありました。
・同じ会の活動なのに謝金が出る活動と、出ない活動があるのはおかしい。
・時間を割いて来ているのだから気持ちとしてあっても良いのでは。
家に帰ってきて書き込みを読みながら、ふと考えてしまいました。
>時間を割いて来ているのだから・・・
それなら事務的な仕事をしている私はなに?
まぁ それこそ「ボランティア」なのでそんな事言うつもりはありませんが。
ちょっとひがみ根性出してしましました。
この位のひがみで済むところはいいですが、そうでもないところもあります。
よそのPCボランティアの会の事務局の方の話です。
その会はうちのように、講習会やよろず相談を活動事業とし、講習会には謝金が出ているようです。
事務局をしているその方は本当に忙しいです。
講師の手配と講習会の申込受付、会議の資料作り、会のHPの更新、イベントがあれば展示物の作成、そして自分の講習会のテキスト作りと講座講師…。
あまりの忙しさに「ギブアップ
」の悲鳴を出したのですが、変わってくれる人がいなくて、今もギリギリの状態で続けています。
私は第3者なのでどうしようもないのですが、同じボランティアとして何とかならないかと気になっています。
ボランティア活動に参加しているほとんどの人は、「誰かの役に立ちたい」と思って参加しています。
自分の活動を誰かに『評価』して欲しくて、やっているわけではありません。
(たま~に違う目的の人もいますが・・・)
「都合のつく時間に・・・」「自分のできる範囲で・・・」とボランティア勧誘の売り文句のような言葉があります。
しかし、ボランティア活動と言ってもそんな事ばかりではありません。
時にはどんなに忙しくても、どんなに大変な事でも、『やらなければならない』から、やっていることもあります。
誰かがやらなくてはならない事もあるからです。
そういう人を私は「理解してあげたい」と思います。
また逆に自分だったら「理解して欲しい」と思います。
それが【やる気
】の素になるからです。
総会の後にメンバーのある方から「良くまとまった資料でした」と言われ、それまでの疲れが吹き飛ぶ思いがしました。
また頑張るぞ
と簡単にその気になる単純な私です。
* * * *
『有償ボランティア』という言葉がありますね。
お金は取るけど気持ちはボランティア・・・?
有償・無償 私にはややこしくてわかりません。
ボランティアの世界も難しくなりました。