みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

みすき的観劇記~その2~

2005年05月16日 | つぶやき
次は5月14日(土)に演劇サークル「夢さしの」の「パレード旅団」(作:鴻上尚史)を小金井の「現代座会館」へ観に行った(前1000円)。
この「サークル」はみすき個人的にも以前から交流があり、知人も「多数」出演しているので公演は毎回の様に観に行っている。

「パレード旅団」は以前からタイトルは聞いていたが、内容は知らなかったのでぜひ観てみたい、と思っていた作品の一つであった。

内容はあえて割愛するが、観終えてまず思った事は「2時間ほとんどBGMなしで、この作品を演るのは大変だぁ」と言う事。「夢さしの」は以前はセット(大道具)がとてもよく、みすきがここの舞台を観に行く楽しみの一つであったのだがここ数年はセット無し・・・の状況が続いている。
それだけに役者の力量が問われる作品だな・・・と思った。出演している役者達は頑張っていた。それぞれの役を作り、それぞれのキャラを出していたが、やはり2時間15分は長かった。役者達も終盤はバテてきているようで、やたら台詞のトチリとカミが目立っていた。

話的には「ああでもない」「こーでもない」の繰り返し、少しずつしか話が進展しない・・・これは作者の問題だろうが・・・。
しかし、台詞で時間を埋めるのはホント難しい・・・正直言って途中何回も、あちらの世界へ舟を漕いで行きそうになった。

やっぱみすきならBGMで逃げるかなぁ・・・でもこれは演出の意向なんだろうし、オリジナルとか他の劇団の舞台で観てないから、何とも言えない、どこもみんなこうなのかなぁ・・・。

ただ、役者がキャラを出せた、と言うのはヨカッタかと思う。それぞれの役者の台詞まわしに関してメリハリはあったと思う。
今回の舞台に関して、みすき的には「イマイチ」の評価だが、正直楽しめた舞台も過去に何度もあったわけで、次回の公演にはどんな作品を使うのか、に期待したい。

以上、自分の事を「棚の上に上げて」の「観劇記」2題、でした。