みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

談合すれば営業は楽じゃん♪

2005年05月26日 | 時事ネタ(みすき流)
橋梁談合、幹事社営業担当を逮捕 独禁法違反容疑で検察 (朝日新聞) - goo ニュース


いやあ・・・40年間も続いていたんでしょ、この談合?まさに1枚岩のように鉄壁の守りを通してきたって。裏切ろうとすると妨害されるんでしょ?一種の「組織」になってるなんて、ある意味関心しちゃうよ・・・。確かに受注すれば何百億の話でしょ?公平に分担するに越したことはない、とは言うけど、税金使ってる訳だし、談合でその価格を吊り上げるなんてフザケルナ!しかもそれで手抜き工事するなんて事は、もっての外!
・・・という、みすきの意見を前提に・・・。

でも、もしもこの談合が無かったら?今はどこも価格競争、他社より1円でも高ければ、せっかくの受注を逃してしまう。必ず受注するためにはできるだけ安く入札しなければならない。百何十社が競い合ったら既に値段なんて無いも同じ。そんな競争が何十年も続いたら・・・

もちろん原価なんてとっくの昔に割れていて、それでも「安く」「安く」を合言葉に毎回の入札に臨む訳だが、原価割れても仕事は欲しい、でも赤字は極力抑えたい・・・となると原価を抑えるために人件費削ったり、材質を落としたりするわけで、安全第一のハズの橋が今ごろは危険極まりないものになっていたかもしれない。「話し合い」で、はともかく、キチンと利益の出る価格に調整してキチンとしたものを作る。これは本来の「産業」としては理想の姿なのではないか?

みすきも過去、談合に参加した経験がある(もちろん規模は全然小さいけど)が、営業的には非常に楽だった。会社も了解済で「そろそろ順番じゃないか?」「いや、あと2社待ちですね」なんて会話もしていた。談合に乗っていれば、利益も少しだが出る価格で受注できたし、キビシイ値段で受注したはいいが赤字を出さないようにセコセコ調整する事ないし。
個人的には「談合」賛成です。

今回のように価格の吊り上げを行う、なんて度が過ぎるのは絶対よくないと思うが、安定した受注を得るためには談合やむなし!と、みすきは思う。
「談合は絶対いけない!」というなら、昨今の極端な価格競争・・・1円でも安いところに発注する、というシステムをまずは批判すべきではないかと思うのでした