みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

「公立塾」作るよりも、やる事あるのでは?

2006年04月18日 | 時事ネタ(みすき流)
塾に通えぬ小中学生に“公立塾” (読売新聞) - goo ニュース

とうとうここまで来たか、という感じがした。
無料の「公立塾」を設立する・・・って、学校はどうした?
教師があまりに忙しくて、放課後に補習とかやってくれないのか?

みすきはこの案自体、基本的には反対ではない。塾に通っていない子ども達に、そのような場を与えよう・・・基本的なところは良いとおもう。
しかし、そんなものを設立する以前にそもそも学校は何をやっているんだ!現状ではもう、手に負えないと白状したようなものではないか。塾に通う子との学力差をどうして学校が埋めようとしないか。もともと日本では基本的に学校が教育の場であって、塾が補習の場だったはず。「ゆとり教育」だとか、机上の空論を散々展開してきたツケが溜まり、とうとう学校では手に負えなくなった、と白状しないのがセコイ所である。

新しい展開を持つ事自体は悪くない。
しかし、今まで散々だらけきった現場を少しでも改善してから次の行動を起こした方がいいのではないか?
塾に行かずにキチンと高校に合格した高校生、予備校に行かず学校と独学と模試で大学に合格した大学生を知っている。要は本人の意欲であって、塾が全てではないのだ。学校は「学力を上げる」事に目を向けすぎないで、どうしたら今の子ども達に勉強の楽しさを教えるか・・・と言うことにも、もっと力を注いだ方がいいとおもう。

でも、いくら無料とはいえ、自分からそんな塾に行こうとする子ども・・・いるのかなぁ・・・と他人事のように不安視しているみすきでした。