みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

今さら遅すぎない?~運転士謝罪文~

2006年04月24日 | 時事ネタ(みすき流)
「なぜ救助せず」と後悔 同乗2元運転士が謝罪文 (共同通信) - goo ニュース

 尼崎JR脱線事故の電車に乗り合わせながら救助活動をせずに出勤した元運転士2人が、遺族と負傷者にあてた謝罪文を書いた。「なぜ救助すると言えなかったのか」と後悔の気持ちがつづられている。JR西日本は27日までに、遺族と負傷者に配り始めた。


ふと思うのだが、この運転士はこれまでに遺族に謝罪、または事故現場に行ったことがあるのだろうか?
なぜ「実名なしの謝罪文」なんだろうか?
しかも今ごろ、これ見よがしに配布を始めたのは何故なんだろう?記念の文集でも作るつもりか?

人間、自分が悪いと思ったら精一杯の謝罪をするのが当然なのではないか。
そもそも事故当時、遠目にも被害の大きさがわかったハズなのに、なぜ逃げたのだろうか?

みすきの勘違いで、すでに謝罪などしていたらナンなのだが、JR西日本はこれまでにこの2人の運転士を「隠し」続けてきている。
別にマスコミの前にさらし者にしろ・・・と言うわけではないが、小学生ではあるまいし、そんな「謝罪文」ごときで責任を逃れよう、気持ちを伝えようとするには、あまりにもこの事故は大きすぎたはずだ。
事故の際、対応の「専門家」であるはずの彼らが救助に参加していれば、亡くなる人も少しは減っていたのかもしれない。
それだけ大きな責任を放棄したこの2人が今まだJRに所属しているのかしらないが、もしもみすきがこの事故の負傷者、あるいは被害者の遺族なら、そんな小手先だけの「謝罪文」を渡されたら・・・たぶんキレてしまうだろう。

どんなにキレイ事を並べた文章を100通もらうよりも、たった1度でも心からの謝罪を受けた方が、気持ちが和らぐ事を、天下の大企業であるJR西日本の方々は知らないわけではないよね?