走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

方向性 その2

2023年10月26日 | 仕事

先日のブログの続き。


診療看護師(NP)にしかできない事にもっと光を当てていくために


「ぜひ立ち止まって自問自答をしてください。仲間とブレインストーミングをしてください」


と書きました。これは現役の診療看護師(NP)、診療看護師(NP)学生、診療看護師(NP)教育課程に関わる全ての方が行うべきだと思います。就職した時、新しい業務を選ぶ時(与えられた時)、事あるごとに考えてください。これは裁量権のある私とて同じ事です。これができないNPは看護業務に流れている自分に気づけません(カナダの話です)


成功できる人とそうでない人 - 走るナースプラクティショナー   ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

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昨日でシリーズ終わりと書いていますが、ちと追加を。みなさんは日本に本当に診療看護師が必要と思いますか?YESと言うならその根拠は?その自信は何処から来るのでしょうか...

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そして学会や論文で、これは看護師がするべきことでは?医師の補助業務では?と思った時は演者や作者に疑問を投げかけてください。査読をする方も同じです。学会を企画する段階でも同じです。


ものを作り出す過程は「とりあえず穴を埋めて行こう!」ではないんですよ。穴に入れるものを吟味しなければならないのです。


だから当事者である個人個人が、診療看護師とは?の視点から自問自答、質疑応答を通してお互いを高めあっていくこと。


大学院でも教育課程内容もやり方も、本当に診療看護師とは?の理解を促進できるものであるかどうか?継続的にクリティークする必要があると思います。


職場のせい、大学院の教育内容のせいにしているばかりでは改善は望めません。文句ではなくクリティークにして還元してください。日本の診療看護師(NP)制度が始まって18年。NP学会学術集会が始まって9年。それだけ時間が経ってもなお、、、、感は私の中で拭えませんでした。


使う言葉にも神経を使ってください。


抹消するべき言葉 - 走るナースプラクティショナー   ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

抹消するべき言葉 - 走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

先日も書きましたが、APNを表現する日本語で、頻回に使われているが、私は抹消するべきだと思っている言葉のリストをあげます。(医師と看護師の間の)ミッドレベルプロバイダ...

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小さな活動をコツコツと。しかしそれらの活動は目的意識をはっきりさせたもの。そうすれば必ず形ができていきます。周囲の理解も進みます。そして活動の方向性は磨かれて行くと思います。応援しています。


冒頭写真学会が終わり女子旅の始まり。小樽へ行きました。




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