走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

体力と忍耐と時間と

2017年08月25日 | 仕事
最近、難しい患者がホント多い。私の患者層は態度や生活様式で医者から追い出された人が多いから、それによって傷ついた人もいれば、態度が悪化した人も。ま、一筋縄ではいかない人ばかり。

人間誰でもだろうけど、切羽詰ると客観的になれないし、突っ走ってしまう事も。そうなると周りの意見も入ってこないし、周りも見えなくなるから悪い循環が始まってしまう。

そんな患者さんを診て、何故トラブったのか、追い出されたのかがよくわかる。たまには私の堪忍袋の緒が切れてしまいそうになる事だって。そこをぐっと抑えて軌道を修正して、できるだけ客観的になれるように冷静さをとりもどせるように、診察室でパワーを感じられるように(医療者と対等な立場での診察)努めます。でもとても体力と忍耐力と時間がかかる作業で、何人か重なって来られると英気を失います。辛い!

今日も暑い中外回り。


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