走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

リーダーシップの素質

2024年12月18日 | 仕事

週末に末娘の展示会へ行きました。


積木のような教育 - 走るナースプラクティショナー   ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

積木のような教育 - 走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

昨日の続き今週末、3週間ぶりに末娘に会いました。建築科の大学2年生です。9月から取組んでいるグループプロジェクトのプレゼンをしてくれました。彼女たちのグループ(3人)...

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高い評価を受けてご満悦の誰かさん。そりゃそうでしょう。9月から3ヶ月間かけた課題ですから。


これは3人で行うグループワーク。大学の授業で課せられる形です。建築に限らず、看護科でも多い形態です。何せ社会に出たら仕事はグループワークですからね。


で、末娘の親友のグループは遅れに遅れて最後の1週間は徹夜だったとか。娘は「そんなことは絶対させない。私は強いリーダーだから」と言う。日本語で言うと変ですね。娘が言ったのは


I am a strong leader. 


リーダーシップがしっかりある、と言う意味。このケースのリーダーシップとは何でしょう?


3ヶ月間でするグループプロジェクト。大事なのは計画と分担と期限。それらを明確にして、それが予定通り進んでいるかチェックを入れ、遅れている時は原因を明確にし、軌道修正できるように働きかける。


中間評価にも余裕で間に合い、最終評価も同様。余裕を持ってのゴールとなった。


どうですか?リーダーシップの要素には様々なものがありますが、これらはその一部と言える。


で、はたと気づく。グループ課題がない日本で、このようなリーダーシップを育てる機会ってあるのでしょうか?物事が頓挫する。前に進まない。日本の看護界でよく聞く話。原因はこんなところにもあるのではないか?と考えた週末でした。


冒頭写真: 中間評価の時に使用したポスター








3Dプリンターで人まで作っちゃう。凄いね〜




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