走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

国際学会で発表するとは その7

2024年09月26日 | 仕事

シリーズもの7日目


気になった口頭発表を書いてきたのですが日本APN後援会のメンバーサイト内で紹介することになったので、興味のある方はそちらで読んでみてください。昨年モントリオールで開催されたICNCongressの時よりずっと興味深いものが多くありました。やはりNP/APNに焦点を当てているからかもしれません。沢山書きますからぜひサイトメンバーになって、読んでくださいませ。そして自分の臨床場所や教育や研究で活かしてくださいませ。


で、今回BCの職場からもプレゼンターが数人いました。最終日に発表したのはNPサイエンティストのセラ。彼女の発表を聞いていて、これからFHが上昇気流に乗ってカナダのリーダーになっていく予感がした。そんなワクワクする時期にFHを離れる決意をした自分。


セラの発表が終わってからFHやBCのNPたちと話していて、急に涙ぐんでしまった。


初めて、FHを去ることを寂しい、辛い、と思い、このままこの人たちと走って行きたい、と強く強く感じたから。


退職を告げてから何度も言われてきたこと。「美加を失うのはFHにとって大きな損失」必要とされているのは嬉しいこと。


「いつでも戻ってこれるよ」とハドルの中でも言われた。ハグも沢山もらった。


あああああ、でもね、こればかりは変えられないのよ。


NPの発展と言う意味でまだまだのABでBCのような波を作り出す。これが私への課題(って別に頼まれてきたわけではありませんが、心持ちがあるかないかで態度も視点も変わりますから)。苦労して耕した畑に実った美味しい果実を食べるのではなくて、新天地でまたまた耕す方へ逆戻り。でもこれも自分で決めた決断。前を向いていくしかないのです。


シリーズ終わり


冒頭写真: エジンバラ郊外のサーカスレーンと言う通り。可愛いすぎる。











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