走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

診断書の効力

2017年12月09日 | 仕事
診断書とか学校や仕事場に提出する疾病についての手紙などを頼まれる事がある。

一文だけだったり、長くなったり。要は紙切れ一枚の文書。だからか、ちょこちょこっと書いてくれればいい、と言われることも。しかし、それはきちんと診察をした上で私が判断したことを書くのだ。だから効力がある。なので言われたことや頼まれたことを書くだけではない。

先日同僚のナースプラクティショナー(NP) の患者が間違えて私のところに来た。マネージメントのチームが付いているので、そこへ電話を入れたら、

今日の診察は、もう感染の可能性がないって一筆書いてもらうだけだから、かわりに書いてくれる?と言われた。

ええ?私はこの患者の事を全く知らないんだけど。

いいの、いいの、感染の可能性がないって一文書いてくれればいいから!って軽く言われた。

もちろん断り、患者には他のNPの所へ行って文書をもらうように言いました。

私は自分の免許をかけて公式文書に署名を入れていることをわかってちょうだい、、、全く、、、、



高台から眺める塩湖

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