6月21日はカナダのNational Indigenous Peoples Day.
先住民族の日。今年から制定されました。祝日ではありません。国営放送のラジオではそれ関係の放送が続きます。私はFMの音楽チャンネルを聞きますが、そこでもずっと先住民族の音楽がかかっています。
職場ではCEOからとNPリードからのメールでこの日の制定の喜びと、先住民族への敬意の言葉が込められていました。そして保健機構としてどのような取組みを行うかの今後の計画などが書かれていました。
先住民族の方によるワークショップやオンライン教育カリキュラムなどを受けることも推奨されています。私も昨年ずっとキャンセル待ちで、あまりに長いので自己学習のプログラムへお鞍替え。7月から始まります。
何故、制定とか教育とか行われるのか知っていますか?それは医療システムの中で人種差別が行われていたからです。大きく取り上げられたのは、こちらの2つ。
先住民族の日。今年から制定されました。祝日ではありません。国営放送のラジオではそれ関係の放送が続きます。私はFMの音楽チャンネルを聞きますが、そこでもずっと先住民族の音楽がかかっています。
職場ではCEOからとNPリードからのメールでこの日の制定の喜びと、先住民族への敬意の言葉が込められていました。そして保健機構としてどのような取組みを行うかの今後の計画などが書かれていました。
先住民族の方によるワークショップやオンライン教育カリキュラムなどを受けることも推奨されています。私も昨年ずっとキャンセル待ちで、あまりに長いので自己学習のプログラムへお鞍替え。7月から始まります。
何故、制定とか教育とか行われるのか知っていますか?それは医療システムの中で人種差別が行われていたからです。大きく取り上げられたのは、こちらの2つ。
どちらも英語ですが、両方亡くなられています。前者は2008年。救急室の待合室で診察を待って32時間後に遺体で発見されました。後者は2020年。入院中、痛みを訴えているのに看護師に罵られて(ビデオ撮影をSNS経由で公開)必要なケアを受けることなく死亡。
アメリカではブラックライフマターから差別問題への介入の大きなうねりになりました。カナダも同様です。そしてカナダではこちらの発見が大きなきっかけになりました。
祝日も制定されました。
医療だけではありません。
先住民族に対する差別的行動。システム的な改革に国も州も保健機構も取り組んでいます。口先だけではなくて根本的な改革を。ようやく始動している感を受けます。