11月の豪雨のため高速が寸断され、飛行機で行くか?アメリカのワシントン州経由で行くか?それともキャンセルか?と思っていたら、HWY5が業務用車のみに開放され、そのおかげで一般車がHWY3を使えるようになり、喜んでいたのは12月20日ごろの話。
そして今度は寒波に襲われ、真っ白なクリスマス。積雪量だけでなく暴風警報も出て、HWY3は注意喚起のオンパレード。天候が悪ければ、途中で一泊すればいいくらいの気負いでと朝の5時半出発。いつもなら2時間ちょいで着く街に5時間かけて到着。その街以降は天候に恵まれて、なかなか快適なドライブで進行中です。
大寒波ですから外気温はマイナス15度から25度。凍っていない川や湖からは靄が立ち上りとても幻想的でした。
おっと前置きが長くなってしまった。本題へ。
1型の糖尿病がある彼。6ヶ月ぶりの診察です。のっけから憤慨しています。内分泌科の専門医の事、政府の事。怒りすぎていて、何のことかさっぱりわかりません。内容がわかるように少しずつ削り落としていくような質問をします。ボンヤリとわかってきました。彼にこことここに連絡をしたいのだけど情報開示の口頭許可をくれますか?と許可をもらう。この専門医は彼を5月と10月に診察をしていますが、そのコンサルノートが届いていません。
私がしたこと。
専門医へコンサルノートの請求
政府への生活保護科へ連絡
そこから紹介された医療費の専門家へ連絡
厚労省の特別許可科へ連絡
これで全貌がようやく理解できた
彼へ連絡して治療方法の選択を提示して選んでもらう
治療費の特別許可を厚労省へ提出
専門医へ上記で解明した事と彼が選んだ治療、私がした事についての手紙を書いて送付
ちょっとしたコミュニケーションのすれ違いでここまでこんがらがってしまうのだから、患者が怒るのも無理ない。特にぎりぎりの生計の彼にとってトライアル的にする治療費は大きな痛手。彼もわかってくれました。
病気の探偵もしますが、このように医療システム的な探偵も私の仕事です。
冒頭写真: レボロストーク山国立公園側を通過中