走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

移動規制

2021年04月21日 | 仕事
いやーインターネットが使えないと何もできませんねえ昨今は。
昨日はロジャースと言うカナダの3大通信会社の一社が不通となり、職場のスマホがダウン。電話もテキストも使えず、家から働く日だったので個人のスマホやWiFiを使い凌ぐ。で、今日はショーケーブルと言うケーブル会社がダウン。それは我が家のWiFi機能。帰宅すると使えない、、、、。以前はスマホはベルモビルティーと言う会社を利用していましたがショーケーブルでセット価格が良かったので、そちらに切り替えたばっかりに、個人のスマホも使えない、、、お粗末さ。ロジャースが回復してくれたから、全くの無回線ではないけれど、まさに孤島気分。

で、昨日の記者会見で更なる規制の発表が、今までの規制は5月下旬の連休後まで継続。それに追加し、旅行規制を強める、と。国境のように閉鎖できないのが州境。冬の間はウイスラーを目指して他州のカナディアンが継続して訪れていた事に対して、規制を強めると。では、どういう風に行うか?の質問に対し、観光業界と話合い、住所により予約を受け付けるか決めるそう。州境に注意喚起の看板を設置、司法によるランダムな検閲と。あら、ひ弱な感じ。だって既に目的があって運転をしている人がそれを見て引返すとは思えない、、、。飲酒運転取り締まりのような検閲と言っても、重大事件が起こればそちらが優先される。なかなか現実性が、、、

しかし、それぞれの市では既に対策を開始しているところも。例えばホワイトロックは海岸線の美しい街。天気の良い日は駐車場が見つからないほど人で溢れる。その駐車場は市によって管理されており、駐車場の閉鎖。海へ突き出す桟橋の利用も禁止。海辺のレストランで食事といっても屋外席しか利用してはいけない(州からの規制)とここまで来ると観光客は来ないと思う。

バンクバー島と本土間のフェリーは夏に向かって就航便が増えるのに、それもしない事に。フェリーもビジネス目的以外での利用禁止、とかなり厳しい。

州民は自分の保健機構管轄以外へ出てはいけない事になっているのだ。あらまー。22年目のアニバーサリーがやってくるのだけど、バンクーバーのパティオでせめてお祝いをと思ったけど、歩いていける近所の屋外座席のあるレストランを予約しました。トホホ。4輪駆動車中泊の旅もいつできるやら(一応管轄内に行ける所はありますが、自粛です)。我慢我慢の数週間です。

でも、これも感染の拡大を抑えるため、入院者数、ICU利用者が未だに増加しています。病院施設はジワジワと逼迫してきています。なので皆さんもご辛抱を、、、、。


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