今週の勉強会。ADHDがお題。今回は珍しく複数のプレゼンター。精神科医が3人。薬物依存医療医が1人。豪華な2時間でした。
しかし、特に新しい知識はなし。今までやってきたことは間違いではない、と確認できて安心する。
4人が共通して言っていたのは、診断と治療はそんなに難しくない。プライマリーケアで十分できること。
私も同感。丁寧にヒストリーを取り客観的なエビデンスを集める。一度の診察で診断できると思わない。数回の診療で診断できることを患者に説明することも重要。鑑別診断を忘れない。赤旗も見逃さない。これくらいだ。
症状が緩和されて、回復する患者を診るのは治療者として嬉しいこと。苦手意識を持たずに向き合えるプライマリーケアプロバイダーが増えますように。
冒頭写真: Dunvgan 城はお庭も有名。滝だって作っちゃいます。