走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

あるところにはあるもの

2019年08月15日 | 仕事
この患者やはり隣町の救急へ行きませんでした。夜に紹介した専門医から電話とテキストが入ってくるし、、、ああああああ。

2日後彼はまたやって来ます。今度はちゃんと行く!と。目の状態はもっと悪くなっています。

他のエージェントにも輸送を手伝ってくれないか頼みました。2カ所に断られましたが、2つ目の人に最近そういう事をしてくれる政府の人がいるから紹介してあげる!といわれました。

生活保護関係についてリエイゾン(橋渡し役みたいなもの)だそうで、早速今の状況を説明しました。すんなり車を出してくれました。最近その手の予算が出たからと。おおおわかってくれているのね〜

しかし友達は乗れないと。ええええええ!

自分の家族に同じ事が起これば心配して同伴しますよね。同じ事です。お願いします!!!と頼み込む。渋々了解の返事をもらった。政治家さん、同じ人間として融通が効く政策を作ってください。お金がないからとあなたと違う反応をするわけではないので。



朝のスタンレーパークでピクニック

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