走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

飛行機内での緊急事態

2019年10月03日 | 仕事
2週間の旅行も終わり、ただ今バンクーバー空港へ到着。写真はまだまだ続きます。朝のオールドタウン デュブロブニック



帰りの便はクロアチアの首都ゼグラブからカナダのトロント経由でバンクーバーでした。なんと2度も機内でメディカルエマージェンシーが起こりました。機内では医師か看護師の呼び出しが、、、

さすがカナダ便。医師だと申し出る人が2人もさっさと登場し、私の出番はなし。アメリカでは訴訟だとかを恐れて申し出る人が少ないと聞きますが、それとは全く違うなーと感心。ま、飛行機が大きければ医師が搭乗 している可能性も高いってもんですが。

以前にも書きましたが、カナダの法律で私たちは守られているのだ。国民の為に限られた環境でベストを尽くす。その結果で罰せられる事があってはならないのです。
そして医師も看護師もスコープとかスタンダードとかカレッジのレギュレーションに沿って活動するプロフェッショナルで、行為に対する保険も入っていますから。そのレギュレーションは国外でその行為を行った場合にも慣用されます。

お二人とも飛行機の航路を変更しないといけない程の状態ではなく飛行は続きました。お二人ともご高齢で、1人は英語もフランス語も話せない人でした。通訳できる人が隣席でフライトアテンダントや医師は助かったようです。


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