資料館deひなめぐり2025
2025.2.26 (水)~ 3.2(日)10~16時(最終日15時まで)
*今年は資料館の休館に合わせて水曜から5日間の日程で開催です。
札幌市資料館
札幌市中央区大通西13丁目
お問合せ:工房 祥 志 摩 祥 子 09095124908
お問合せ:ひな工房八重の衣 ヤマグチヒナコ 09028733959
音声不備箇所:「Iris」10曲目の「strawberry」0:43〜
定位が左右に振れる+Rにノイズが乗る現象あり
ですって!
これちゃんと気づいた方ってたくさんいたのかしらん??
初日売上が94,697枚だったそうで
修正版を依頼した人がどのくらいいたかわかりませんが
すごい経費ですね~
この10月。
BUMPのドームツアーにホールツアーが追加になり
札幌も思いがけないhitaruと初の会場での2DAYSでした!
客席数が少ないので当たるかさすがの強運のヒナコでも不安たっぷりだったのですが
そこはやはり強運のヒナコ!
バッチリ当選!
張り切って会場入りしちゃいました~(^_-)-☆
さっすがhitaru!
今までのアリーナツアーなどに比べるとなんと音の良いことでしょう~
席も二階席でしたが中央でばっちり!
総立ちでの参戦者の中でも掴まるところがたくさんあってありがたやぁ~。
開演そうそう会場の盛り上がりと言ったらすごい~歓声!
最近年齢層も幅広くなっているのと、熱心なBUMPERの追っかけでライブの盛り上げ方がうまいこと!
新しいアルバムからたくさんの音がボーカルから奏でられ…。
年齢を重ねるごとに藤君の声の癒し感がマシマシでほんとに感動の時間でした。
ディスクの音源とも違うアレンジの曲がいっぱいで
まさにロックバンドという名がぴったりのライブでした。
中でもレムのアレンジはもう~最高で会場の盛り上がりも最高潮!
どの曲もどの曲も会場との一体感が素晴らしいです。
そういえばどの曲だったか、珍しい(参戦ライブでは初?)ことに藤君が歌詞が飛んで
にゃんにゃんにゃん~~~で通したチャーミングさにこれまたウットリ(笑)
回を重ねるごとに曲がもつ発信力が藤君のリスナーとの関係への思いと相まって
会場全体で素晴らしいライブとを作り出していてまたまた感動感動の一夜だったのでした~
セットリストサイトからひろったセトリ
01.Sleep Walking Orchestra 02.アンサー 03.なないろ 04.pinkie 05.記念撮影 06.邂逅
07.Strawberry 08.太陽 09.星の鳥 10.メーデー 11.レム 12.SOUVENIR 13.アカシア
14.Gravity 15.木漏れ日と一緒に 16.ray 17.窓の中から
アンコール
18.You were here 19.ガラスのブルース
アンコール後、藤君らしいトークがありましたが
その時にはもう足元がふらついていて
全力疾走していたのがよく分かった出来事。
まだまだ次の展開を見せてもらいたいファンとしてはメンバーの健康を願うばかりです。
帰りがけhiraruからのテレビ塔。
きれいです~
通算何度目のBUMP参戦になったのか今度チェックしてみましょう~
27日金曜。
6年ぶりに復活したGalileoGalilei ツアー初日に参戦してきました
場所はZEPPSAPPORO!
立ってのライブ参戦はちょっとばっかり辛いので2F指定席を(^_-)-☆
ギリギリに会場入りしたらなんだかナレーションが始まっていて…
それがなぜかはネタバレになってしまうので詳細は省きますけど
それはそれは斬新の中にヒナコ達にはなんだか好感のもてる設えって感じで(笑)
これ以上は語れないな(笑)
garireokarirei の復活はこちらで知ることになったのえ。
最後Galileo Galilei が6年ぶり復活!…そしてBUMP愛が♬
ライブの少し前。とあるところでお目にかかったこの4人組。
サインをお願いしちゃいました~
そうそう!2016年3月号。
GalileoGalileiの引退についての記事が
その引退の記事のぺ―ジに復活の上書きのサインを!
なーんて無理なお願いを💦
そんなお願いにやさしく答えてくれた4人を
ずっと応援する所存でございます
BUMP OF CHICKENのこの秋のライブ TOUR 2024 「Sphery Rendezvous」
2024/9/7(土) 埼玉公演 ベルーナドーム
2024/9/8(日) 埼玉公演 ベルーナドーム
2024/9/15(日) 愛知公演 バンテリンドーム ナゴヤ
2024/9/16(月・祝) 愛知公演 バンテリンドーム ナゴヤ
2024/9/28(土) 大阪公演 京セラドーム大阪
2024/9/29(日) 大阪公演 京セラドーム大阪
全国3か所全6公演の予定が発表されましたが
全国ドームツアーで北海道はなく今回はあきらめていたのですが
なんと
追加公演が発表に
10月08日(火) 10月09日(水) 仙台サンプラザホール
10月15日(火) 10月16日(水) 札幌文化芸術劇場hitaru
11月05日(火) 11月06日 (水) Zepp Haneda(TOKYO)
11月18日(月) 11月19日(火) Zepp Osaka Bayside
11月25日(月) 11月26日(火) 金沢歌劇座
やりました~~!
それも初会場のhitaru!
キャパが少ないのが不安ですけど
飛行機に乗らなくてもライブに行けたらラッキーってことで
早速昨夜応募
どうか当たりますように
もうすぐDVDも発売ですし
もしかするとオーラスはどこか大きな会場かもしれませんね
さらに週末8月25日の20:00からスペースシャワーTVにて
特別番組「V.I.P. ―BUMP OF CHICKEN―」が放送されるって
New Album「Iris」に関するVo./Gt.藤原基央のソロインタビュー、
そして今年の2月~4月に開催した「BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024」について
ツアー演出を担当した山田健人監督と
メンバー全員での振り返りトークですって!
春の真駒内アイスアリーナのライブの感動がよみがえりますね~
その番組に引き続いてBUMP OF CHICKENのミュージックビデオ特集のオンエア!
かてぃんこと
東京とニューヨークを拠点に、世界で活躍するピアニスト・角野隼斗が、
音楽、旅、日常、そして、様々なゲストとの対話を通して未来について考える音楽プログラム
「角野隼斗のピアノローグ」が8月16日(金)午後10時35分からNHKFMで始まりました。
NHKラジオらじる★らじるででもアーカイブが聞けますよ~。
トークあり、演奏あり、演奏も聴きごたえたっぷりです
3月末日。
穏やかな日曜。
待ちに待ったBUMP OF CHICKEN HOMESICKEISEI2024ライブ。
前日に知らされた座席にドキドキ
めっちゃ期待感の高まる番号が
こんな番号を引き当てるなんてさすが引きのいいヒナコでございます
案の定といいますか、それ以上の出っ張り島の真横最前列!
柵がお隣ですもの~
いままでのライブで不思議に思っていたことがすっきり解決できるような絶好の位置
スタッフの動きも素晴らしい~~
柵のこちら側とはいえ、ギリギリに動き回る皆様の邪魔にならない様にと思うくらいの距離でございました。
さらにマコアリの会場がBUMPとこれ以上ないのかと思うほど雰囲気がバッチリで
テンションも上がります
いままで気づきませんでした~
すぐそこにCHAMAが
藤君が~~
さすがに目があう距離で幸せすぎました~
先日転倒してぶつけた腕が動かせないのが辛いのでしたけど
柵が腕を乗せるのにちょうどいいだなんて笑えます
初めてBUMPのライブに参戦したのが2008年。
BUMP熱が冷めるどころかますます熱くなるばかり
幸せなことでございます
そんな思いを込めて作っちゃう動画でございます。
自画自賛で済みませぬ~~
HOMESICKEISEI2024.03.31真駒内セキスイハイムアイスアリーナ BUMP OF CHICKEN
次はいつ参戦できるかな?
≪BUMP OF CHICKEN≫
本日
札幌の真駒内アイスアリーナの一日目です。
開場は熱いことでしょう。
いつもは前乗りして、会場周辺を楽しむのですが
今日はなんだか疲れがピークで明日のライブのために余力キープです(笑)
こんなものも引っ張り出してきました
もちろん「orbital period」を聴きながらね~
ヒナコ@miyの感動のBUMP初参戦となったのが
あれから何度ライブ参戦したことでしょう
今なら人生まだまだこれから…って思えるのにね(笑)
今回のライブはある意味人生の区切りとしてのご褒美ライブよん
そんな思い出はこちらを
BUMP OF CHICKEN 2008 TOURホームシップ衛星 Ⅰ
BUMP OF CHICKEN 2008 TOURホームシップ衛星 Ⅱ
今年はどんな風景が待っているのでしょうか?
今回のホームシック衛星のライブの後は続けてホームシップ衛星のライブがあるといいなぁ~
まずは明日楽しんできます~
≪BUMP OF CHICKEN≫
2024.3.23
14時札幌ドームでのKing Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN。
五大ドームツアー最終日が札幌ドームという記念すべきライブに参戦♪
相当な数のオーディエンスがドームに向かって歩いているため
近隣の道路は大混雑
近くに見えているドームの遠いこと
さらには映画館等でのライブビューイング同時視聴者は12万人とか
ライブ終了直後に公開されたYOUTUBEが感動を呼び起こしてくれます!
King Gnu - SPECIALZ (King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN in TOKYO DOME)
思い出用にヒナコYOUTUBEに
2024.3.23kinngunuドームツアー@札幌ドーム
久々の札幌ドーム。
さぁ~来週は真駒内アイスアリーナだよん
なんだか自分へのご褒美と思えているヒナコでした~
King Gnuが2024年3月23日、北海道・札幌ドームにて自身最大規模であり、
バンド史上最速となる全国5大ドームツアー”King Gnu Dome Tour「THE GREATEST UNKNOWN」”のツアーファイナル公演を開催した。
本ドームツアーは1月13日、大阪・京セラドームでの公演を皮切りに、
名古屋・バンテリンドーム、東京・東京ドーム、福岡・PayPayドーム、北海道・札幌ドームの全5会場9公演にて開催され、
約38万人を動員するツアーとなった。
そしてKing Gnuは4月6日よりアジア諸国4都市7公演をまわる初のアジアツアーをスタートさせる。
既に35,000枚のチケットは完全完売しており、
日本国内にとどまらずアジア諸国でもKing Gnuのパフォーマンスでオーディエンスを熱狂の渦に巻き込むのは間違いない。
超満員、札幌ドームの広々とした会場。今か今かと沸き立つ開演前から興奮状態のオーディエンスたち。
ステージにはメタリックに輝く山のごとく散乱したアーティスティックに非対称のLEDモニター。
両端には超巨大なLEDスクリーンが設置。
客電が落ち、まずスクリーンに浮かび上がったのは注意事項としてのWARNINGインフォメーションだった。
“我々ブッ飛んだ演奏をすることがございます”という開会宣言。
冒頭、カオティックなオープニング映像から、一気に「SPECIALZ」がスタート。
TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」オープニングテーマとしても知られる世界的なヒットチューンだ。
非日常のロック空間へと温度が急激に変化していく会場。勢いそのままに「一途」でギアをフルスロットルへ。
デジタルロックにニューアレンジが施された「千両役者」、炎がステージに無数に瞬き、重厚なビートが繰り出されていく。
さらに、怒涛の凄まじい展開が爆裂する「STARDOM」へと駆け抜けていく。
映像転換後、柔らかな雰囲気の「MIRROR」から、ヒット曲「CHAMELEON」を披露。
鬼才常田大希によるボコーダーによるラップが、妖しくも神々しい絶妙なる雰囲気を醸し出す。
ボーカリスト井口理のハイトーンなエンジェルボイスと溶け合うドープな世界観だ。
それにしてもKing Gnuはドームという巨大なライブ空間が似合う。
そして、ビートはそのままにアブストラクトな「DARE??」から「Vivid Red」へとつないでいく。
ここで誰もが知る国民的ヒットチューン「白日」で繰り広げられていくのは、淡いモノクロームなシルエットの世界観。
常田によるギターソロのフレーズが今日は特にエモーショナルだ。
井口が優しい表情でオーディエンスへ向けて「King Gnu、5大ドームツアー、ファイナルへようこそ!!! 楽しんでる?
配信も合わせて計12万人ぐらいの人が観ているんじゃないですか?
今日は、祭りといこうか。この後もよろしくお願いします!」と、意気揚々に語り出した。
ストリングスのメロディーそのままに「硝子窓」へと移行。
メロウなるままにとつとつと歌い上げる井口。ボコーダーを通した常田のコーラスが耳に深く残る。
ここで、最初期のナンバー「泡」を披露。
アブストラクトなサウンドがドープに響き渡り、レーザーが深海を漂うように淡く揺れていく。
常田による歌声によって引っ張られ、メロウにたゆたう「2 Μ Ο Я Ο」。
“この時がずっと続きますように”、と歌い上げていく井口と常田。
まさにそう思う瞬間だ。
後半だんだんと、ドラマー勢喜遊によるビートが高まり、そのまま「Vinyl」へ突入。
クリエイティブ集団PERIMETRON製作によるミュージックビデオのインパクトが強い、King Gnu飛躍のきっかけとなった2017年のナンバーだ。
新井和輝によるベースが踊るようにブンブン唸っている様が気持ち良い。
さらに常田のギターソロが吠えまくる。
途中、一拍置いて、井口によるキーボードフレーズをきっかけに、大きな盛り上がりへと突入していく様は鳥肌ものだった。
火花がステージより上がりまくり、常田による低音ヴォイスからはじまった「W●KAHOLIC」。
続いて、「):阿修羅:(」によるアッパービートで盛り上がっていく展開へ。この日最高潮ダンサブルチューンの登場だ。
ベーシスト新井が、ビートに溶け合い笑顔で揺蕩うようにキーボードを奏でる様が微笑ましい。
“この人生たった一度きり”
歌い出しの、常田によるフレーズが胸に響く。幾千ものレーザーと炎が飛び交う会場。
中盤、常田によるギターソロ以降の、生演奏でのエモーショナルな展開がスペシャルな時間だった。
煌びやかな「δ」を経て、メロウかつポップな展開で繰り広げられていくシアトリカルな「逆夢」へ。
ここでも常田のギターが吠える。そして、井口の歌声に優しく添い遂げる常田のコーラス。
ラスト、会場中に井口の「センキュー!」の声が響き渡った。
泣きメロチューン「IKAROS」では、放射される照明の美しさと呼応するかのような、
まるで天界からの視点のように魂が蕩けていく極上の展開へ。
ここで、“WAKE UP”のサンプリング・ボイスがリフレインし、常田が拡声器を片手に会場中を煽りまくる「Slumberland」。
勢いそのままに、井口の「まだまだ行こうぜ!」というメッセージとともにポップロック「Sorrows」へと傾れ込んでいく。
新井が、ステージ前方で座りながら弾きまくる姿が印象的だった。
途中、常田が「札幌!!!」とシャウトし、大いに盛り上がる会場。
トドメを刺すがごとくハイテンション・ナンバー「Flash!!!」をドロップ。
照明も音圧もこれまで耳にしたことがないほどの最高潮の盛り上がりへ。
幾多の壁を突き破り乗り越え、どこまでも大きくなっていくKing Gnu。
それにしても、会場にはいったい幾つのレーザーを用意してあるのだろう?
これまで体験したことのない、とんでもない光景だ。
ここでMC、「いい感じだよね?」と井口が言えば、阿吽の呼吸で「いい感じです」と答える元同居人の新井。
井口が、「札幌久しぶりだよね? たぶん2,3年ぶり。これはいい千秋楽の予感がしてきたぞ〜。
えっとですね。もう後半なんです。もうね、せっかくなんで今日は最終日なんで。
この後、アジアツアーもやりますけど、来れないでしょ?」
会場に沸き起こる笑い。
「今日はみなさん、ほんとにラッキーだからね。楽しもうよ。なかなかアルバム出さないバンドだから。
今日は特別に全部出し切って帰りましょう。よかったら歌ってくださいね!!!」
と、軽快にはじまったポップチューン「BOY」。
会場の巨大LEDスクリーンには「BOY」を演奏する、扮装もそっくりなKing Gnuキッズの演奏がシンクロする。
優しく高揚していくキャッチーなサウンドによって至福な空気感が会場中に拡散されていく。
中盤、常田によるポジティビティーに富んだギターソロも素晴らしかった。
終盤、キッズ井口!?が、左手を掲げラストを迎えていく。好感度大、ナイスな映像とのシンクロ演出だった。
「大合唱しよう!」と井口による声かけではじまった「雨燦々」。
さらに拡がっていく絵も言われぬ高揚感。
中盤、ドラムとベースを赤裸々に魅せていくロッキンな展開がたまらない。
会場中のオーディエンスが手を左右に振る姿。
続いて、神々しいストリングスによって「仝」が響き渡る会場。
ステージに聳える山のようなミラーの瞬きとともに「三文小説」がはじまった。
サビパートで、天井から真っ直ぐ光のタワーのようにライトが降り注いだシーンは、まさに鳥肌ものだった。
そして、赤い照明が放射され、常田によるピアノフレーズが響き渡る。
神々しい井口によるハイトーンのボーカリゼーションの美しさに立ち尽くすオーディエンスたち。
気がつけば、ステージの左右に設置された巨大LEDにはスタッフクレジットが流れていた……。
ここまでで全27曲。そう、あっという間のライブ本編だった。
いや、濃密すぎて時間の感覚が狂ってしまったのかもしれない。濃厚だけど、本当にあっという間な感覚だったのだ。
ステージに目を向けると、手を振りながら去っていくメンバー。まさしく大団円。
LEDスクリーンにはツアータイトルのロゴが映し出されていた。
鳴り止まない拍手と歓声。誰ともなく、客席ではスマホライトが瞬く間にたくさん照らされ、
会場中に数万のあかりが灯されていく美しきワンシーン。
メンバーが再びステージにあらわれた。
井口が、「アンコールありがとう! ずっと舞台袖で聴こえていたよ。
5大ドーム、たぶん!? 完走できるよね。力貸してくれますよね?
あれだよ、俺たちが5大ドームするってソニーの人たちも誰も信じてなかったからね。
たぶん、信じてくれたのはみんなだけだったよ。一緒に歌いましょう!」とメッセージ。
常田がギターをつま弾きながら、アカペラ風に歌いはじめる井口。
数万人のドーム会場だが、一対一の距離感という気持ちの近さを築き上げた信頼できる関係性、
そんな群れは大きくなり、手拍子でビートを刻みはじめたヌーと化したオーディエンスたち。
みんなの心はひとつ。そして、メンバーは青いライティングがクールなKing Gnu初のCDシングルとなった「Prayer X」をプレイしていく。
続いて、勢喜による「ワン・ツー、ワン・ツー・スリー・フォー!」の大声カウントからはじまった
パンキッシュなロックチューン「Teenager Forever」。
ステージ上で微笑み合うメンバーの笑顔が嬉しい瞬間だ。
「最後に一曲、“この時代に飛び乗っていこうぜ!”ってことで。最後に1曲楽しもうぜ!」と、
解き放たれたラストナンバーは重厚なビートでロックする「飛行艇」。
でかい会場に似合う楽曲をと、生み出されたライブチューンだ。ステージではこれでもかと炎が噴射されていく。
この瞬間がずっと続いてほしい、
誰もが心の奥底から願ったことだろう。しかしながら、エンディングを迎えていくステージ。
タオル片手に常田が「ありがとー!」と挨拶。ステージ前方に4人が並んで頭を深々と下げ手を取り合いながらライブは終了。
常田のギターがステージに残され、フィードバックノイズが余韻としてサスティーン……。
ロックな名残惜しさが、会場中に響き渡っていた。
国内公演をすべて完走した、バンド史上最速での実現となった5大ドームツアー。
誰も見たたことがない凄まじい景色を、King Gnuは魅せてくれたのである。
そして、King Gnuは4月6日よりアジア諸国4都市7公演を巡る未知の体験となる初のアジアツアーへと踏み込んでいく。
そう、ヌーの巨大な群れはついに日本を飛び出していく。
新たなシンパを広げ続け、セレモニーという名の宴はまだまだ終わらない。
ヌーの群れは、もっともっと大きな存在へと拡がっていくのだ。
M1 SPECIALZ
M2 一途
M3 千両役者
M4 STARDOM
M5 MIRROR
M6 CHAMELEON
M7 DARE??
M8 Vivid Red
M9 白日
M10 硝子窓
M11 泡
M12 2 Μ Ο Я Ο
M13 Vinyl
M14 W●RKAHOLIC
M15 ):阿修羅:(
M16 δ
M17 逆夢
M18 IKAROS
M19 Slumberland
M20 Sorrows
M21 Flash!!!
M22 BOY
M23 SUNNY SIDE UP
M24 雨燦々
M25 仝
M26 三文小説
M27 ЯOЯЯIM
----アンコール
EN1 It’s a small world
EN2 Prayer X
EN3 Teenager Forever
EN4 飛行艇
ブログ更新どころじゃなかったくらいいろいろなことがありすぎた9月10月。
少しづつ平常が戻ってきた感じがしつつです。
そんなドタバタの中でもこういうことには抜かりなくです
思いがけず来年2月のBUMPOFCHICKENライブ
BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024の情報
これは行かないわけがない…チケットはまだ当たってないのに妙に自信はあるヒナコ
本日当選のメールがきて思わずガッツポーズです
さすが強運の持ち主(笑)?
いやいや札幌2DAYSだからでしょうか?
今回のBUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024は
藤君の独自の計算方法から
2008年のホームシック衛星、その続きのホームシップ衛星から取ったそうで!
その2008年のライブがヒナコ初BUMPライブ参戦となった記念すべきツアーだったのですから
なんとも嬉しくてたまりませんの
ヒナコ@miyの過去記事 ①BUMP OF CHICKEN 2008 TOURホームシップ衛星 Ⅰ
…ということはホームシック衛星ツアーのあとにはホームシップ衛星ツアーがあるのかしらん??
これはライブ貯金しなければいけませんね(笑)
そんなわけで2008年、死ぬまでに一度でいいからBUMPのライブに行きたいとの思いから
今回の当選で何度目のライブになるのでしょう??
今度じっくりさかのぼってみましょう。
そして16年たってもこうしてライブに参戦できることに感謝なのでした~
≪BUMP OF CHICKEN≫
『BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there』 セトリやライブ運びから見えたバンプの"いま"
2023.6.1
BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there 2023.5.28. さいたまスーパーアリーナ
2023年2月11・12日の東京・有明アリーナ2デイズからスタートした、
BUMP OF CHICKENのアリーナツアー『BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there』は、
5月27・28日の埼玉・さいたまスーパーアリーナ2デイズで、ファイナルを迎えた。
その2デイズのうちの、1日目が終演した直後。
この日のライブ本編(=アンコール以外)の、セットリストをプレイリストにして公開したことが、
BUMP OF CHICKENの公式ツイッターで告知された。
あと1日公演が残っているのに、それが終わるのを待たずに公開したのは、1日目と2日目が、異なるセットリストだったからだ。
という事実が、これまでBUMP OF CHICKEN が行ってきたツアーと、
この『BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there』との、大きな違いだった。
正確に言うと、このアリーナツアーの直前に回ったライブハウスツアー『BUMP OF CHICKEN TOUR 2022 Silver Jubilee』も、
同じくだったので、つまり、今シーズンのBUMP OF CHICKENはそうだった、ということだ。
各地2デイズずつでツアーを回る時、1日目と2日目でセットリストを変えるバンドは、めずらしくない。
バンプ以外にもいる。ただし、その場合、(これまで自分が観てきた経験では)セットリストの2ヵ所くらいが、
「ここはこの2曲のうちのどっちか」というふうになっている。というように、変えるポイントが絞ってあるものだ。
しかし、バンプのこのツアーは、本編17曲のうち8曲が「この2曲のうちのどっちか」仕様になっていた。
その上、アンコールは毎回違う曲である。アンコールでやる曲の候補が8曲くらいあって、
その中から2曲、日によっては3曲、選んでいた、と推測される。
さらに。ツアーの途中までは13曲目に演奏されていた「スノースマイル」が、
4月1日の長野ビッグハット1日目以降、同日に配信リリースされたばかりの「窓の中から」に変更となった。
なお、「スノースマイル」は、5月2日の広島サンプラザホール1日目や、
5月27日のさいたまスーパーアリーナ1日目のアンコールでも演奏された。
DIYで街のライブハウスを回っているバンドなら、まだわかる。
しかし、バンプのようなツアーの規模がでかいバンドは、普通、こういうことはやらない。なぜ。大変すぎるからだ。
PAや照明や映像や特殊効果等の演出における、1曲1曲ごとの「この曲はこうする」という決まりごとを、
曲数の候補が増える分、用意しなくてはならなくなるからだ。
そのことに影響を受けるスタッフの数を考えてみると、わかりやすい。
たとえば、街のライブハウスを回る規模のバンドなら、ローディーとPAと照明の3人が、それに対応すれば済む。
しかし、バンプのこのツアーの場合、その変更に関わる人数は、何十人、いや、何百人……と考えると、
その大変さを理解していただけると思う。
本人たちは置いておいても……いや、置いておけないか。
大変か、やっぱり。というのはこの日、5曲目の「透明飛行船」を始めたと思ったらすぐ演奏がストップし、
藤原基央が「今のは俺! 全然違う曲始まると思ってた」と、謝ったからだ。
「どっちか」のもう1曲の方=「才悩人応援歌」が始まると勘違いしていた、ということだろう。
というわけで、本人たちも大変なのに、なんで、そんなことをやったのか。やりたかったからだ。なぜやりたかったのか。
『BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there』『BUMP OF CHICKEN TOUR 2022 Silver Jubilee』という2本のツアーが、
バンプにとって──○周年とかの区切りではなく──バンドとしての意志や、意識や、活動の仕方において、
大きな節目となるツアーだったから、ではないか。
だから、今自分たちが聴き手に届けたい曲を、1曲でも多く演奏するために、そうしたのではないか。
ということに、ツアーが終わってから、気がついたのだった。
どんな意味で、どのように節目だったのかについてはわからないが、バンプはツアー終了と同時にオフィシャルサイトをリニューアルし、
アプリ「be there」をオープンした。ということと、今回、このようなツアーをやったことは、無関係ではないのでは、と思う。
以上、バンプの直近の2本のツアーの、これまでと異なる特色について書きました。では以下、その最終日についてです。
ステージ中央から長く伸びた花道の先に、センターステージを設ける、というのは、
これまでのバンプのアリーナツアーでもおなじみだった(花道の先ではなくて、離れ小島的に作られる時もあった)。が、
このツアーは、1曲目からいきなり、そのセンターステージでスタートするのだ。
ステージ下手から出て来た4人が、そのまま花道の先まで歩いて行き、持ち場につき、
藤原基央がギターを高々と掲げるおなじみのポーズで挨拶し、「アカシア」でライブが始まる。
そこから「ダンデライオン」を経て、3曲目の「天体観測」まで、そのままセンターステージで演奏する。
「天体観測」は、藤原がギターを弾きながら<「イマ」というほうき星 君と二人追いかけていた>と歌うと、
さいたまスーパーアリーナをパンパンに埋めたオーディエンスが<Oh yeah ah>と続く、という始まり方だった。
そして、増川弘明の弾くギターリフに、升秀夫のドラムとチャマ(直井由文)のベースがじわじわと寄り添い、
全員の音が揃ってイントロに突入した瞬間、パーン! とテープが飛んだ。
この演出にも、意表をつかれた。もうテープ? しかも、小さい方のステージで? そもそも3曲目に「天体観測」を、
小さい方のステージで、サラッとやってしまう、ということ自体にも、ツアーの初日でびっくりしたのだが。
あ、その初日のレポはこちらです。
https://spice.eplus.jp/articles/314811
その後も、9曲目の「プレゼント」と、10曲目の「新世界」を、センターステージで演奏した。
そして、それ以外の時も藤原、増川、チャマは、しょっちゅうセンターステージに出て来た。
「この曲では出る」「ここは出ない」という決め事どおりに動いている、というよりも、
気がついたら出ていた、気持ちがそう動いてしまった、という感じに見えた。
それは、つい長くなってしまうMCからも感じられた。
MCにせよ、各メンバーの動きにせよ、最低限でやっていたのであれば、ライブはもっと早く終わっていたと思う。
ということにも、終演してから気がついた。
ずっと楽しかったし、何度も感動したし、何度も興奮もしたので、自分の体感時間としてはあっという間だったのだが、
4人がステージを去って、客電がついて、時計を見たら20時53分。始まったの、18時8分だった。
え、じゃあ尺、2時間45分? そんなにやったっけ?
曲数は、えーと、アンコールで「embrace」と「ガラスのブルース」をやって、
増川、チャマ、升がはけて、藤原がひとりでしばらくしゃべってから、ギター1本で歌い始めて、
3人が戻ってきて演奏に加わった「宇宙飛行士への手紙」まで合わせて、20曲か。
20曲にしては時間経ってないか? なんで?……と考えて、メンバーが自由にしゃべったり自由に動いたりしていた、
その分、時間がかかったのではないか、という結論になったのだった。
たとえば、10曲目にセンターステージで演奏された「新世界」。
中盤のハイライトだったこの曲の最後は、
演奏を止めたあとも藤原がオーディエンスと<ベイビーアイラブユーだぜ>を延々と掛け合いながら、
メインのステージに戻ってきて、次の「SOUVENIR」に行く、という流れだった。
そんなふうに自由に動くのも、MCで長くしゃべるのも、
少しでも長くオーディエンスとここにいたい、この時間を一緒に味わい尽くしたい、という気持ちの表れでもあるように、自分には思えた。
「天体観測」を終えたところでのMCで、増川は、(ギターで)今弾いたフレーズは今日はもう弾くことはないんだな、
今日みんなと過ごした時間はこの瞬間を越えたらもう帰ってこない、と思うので、
大事に楽しんでライブをやっていきたいと思っています」と言った。
それに続いて、チャマは「声出しの練習をしましょう」と、オーディエンスと「イェーイ!」で掛け合いをし、
中盤のセンターステージのコーナーでは、オーディエンスに「be there」と「たまアリ」を、
声の高い人と低い人に分けてコールしてもらい、そのさまをスマホに収めた。
藤原に「頑なにマイクを使ってしゃべろうとしないんですよ。地声で伝えようとすんの」と紹介された升は、
「ツアーファイナル! ツアーファイナル! すごい大事なことなんで二回言わしてもらいました!」
「あとちょっとなんで、全力でやろうぜ!」と、この日もオフマイクで、声の限りに叫んだ。
「一緒に歌いたいなあと思ったら、好きなように歌ってね。俺と同じ主メロだってかまわないし、
『ハモれるよ、練習してきたよ』っていうツワモノはそれを歌ってみてくれたってかまわねえし、
じっくり聴きたいんだって人は聴いてくれたってかまわねえし」という言葉から、「窓の中から」が歌われる。
その後、日替わり曲の「月虹」と「HAPPY」、そして固定で演奏され続けてきた「ray」を経て、日替わり曲の「supernova」で、本編が終わる。
「HAPPY」は、藤原の「会えてうれしいぜ、さいたま、気分はどうだい? 生まれてこなきゃこんな夜、なかったんだぜ?」という言葉で始まり、
オーディエンスと藤原による<Happy birthday>のシンガロングで終わった。
「ray」では、花道の先まで行ったチャマが、その勢いのままフロアまで下りた。
「supernova」も、「HAPPY」と同じく、「ラララ」の合唱で終わったが、曲が終わってメンバーが去るとすぐ、
アンコールを求める声として、またその「ラララ」を、オーディエンスが歌い始める。
そして始まったアンコールは、前述のように「embrace」と「ガラスのブルース」、
そして藤原ひとりになる→しばらくしゃべる→ギターを持って弾き始める→増川、チャマ、升が戻って来て曲に入る、
という流れで、「宇宙飛行士への手紙」。
オーディエンスの「ありがとう!」の声に、藤原は「ありがとうってこっちのセリフなんよ。
終わっちゃうの、さみしいよ」と言ってから、「ガラスのブルース」に入った。
3人がいったん去ったあとの藤原のMCでは、BUMP OF CHICKEN にとってライブってなんですか、と、
インタビューで訊かれるたびに困っていた、という話をした。
昔からライブに対しては、ものすごいたくさんの思いが渦巻いていて、なんて説明していいかわからなかった。
でも、27年活動してきて、この『be there』というツアーをやって、ようやく一個わかったことがある。
僕らにとってライブというのは、僕らの音楽を受け止めてくれた人に、会うための場所です。
会うという行動をする、それが俺たちにとってのライブです。シンプルなことだけど、自分にとってすげえ大事なことなんだな、と、
このツアーを回って改めて思いました──。
という話から、
「僕はきみのことを、勝手に、すごくそばに感じている。曲作りの時は、きみの存在にすごく助けられている」という言葉を経て、
オーディエンスに最後に贈られた「宇宙飛行士への手紙」は、出会えたのは一瞬だったとしても、
その出会えたことの価値は決して一瞬ではない、ということを歌った曲である。
この日の、このタイミングでのこの曲は、BUMP OF CHICKEN とオーディエンス、
両方の気持ちの表れのように、さいたまスーパーアリーナに響いた。
取材・文=兵庫慎司 撮影=太田好治、立脇卓、横山マサト
≪BUMP OF CHICKEN≫
続きです。
昨年夏2年8ヶ月ぶりのライブSilver Jubilee幕張メッセ初日に参戦して8カ月。
幕張初日はいろいろな意味で自分自身も緊張感あふれる雰囲気でしたが
配信等々でかなりリラックスして参加できそうな気持になっての
be there@hokkaido参戦。
声出しもOKになり、18祭の曲も解禁だし楽しみがいっぱい
座席も今までにない位置で全体を見回せて会場全体を楽しめました
ライブ開始直後に
「おかえりー!」と叫んだ方が
そこで一気に会場の雰囲気ができた感じ
チャマツイがこちら⇒北海きたえーる🫶#bethere pic.twitter.com/z36ggZbcQe — CHAMA (@boc_chama) April 20, 2023
男性の叫び声もたくさん
老若男女のオーディエンスになったのもキャリアが長くなった証拠なのでしょうね。
続けることってすごい
それにしてもメンバーのパフォーマンスが今までのライブ以上で驚き!
年齢を重ねて深みが増してきたなと思っていたところに
若い頃の熱量に変わらない藤君の歌声。
今まで味わったことがないほどのライブ
ステージせましとマイクを持ちながら歌い走る姿に大きなパワーを感じたのでした。
BUMP OF CHICKEN「窓の中から」
BUMP OF CHICKENは4人一体のイメージですけど
今回に限っては藤君のソロボーカルナンバーも聴いてみたい気持ち満タン!
演歌も聴きたい!
ロックも聴きたい!
そんな感じ~
次に会えるのはいつでしょう?
かつて、死ぬまでに一度でもいいからライブに行きたい!と思えてから20年程。
ココロに歌声が刺さりっぱなしです
ところで…。
その一週間前にはこちらに参戦
当たると思わなかったマカロニえんぴつ
若いエネルギーをいただいたのでした
わ~
今見てもこのスタンディングの一階の混雑はちょっと…
2階席GETで良かった
若いバンドもいいけどやっぱりBUMPの魅力には叶わないわ
≪BUMP OF CHICKEN≫
昨年秋に購入予約したDVDについてきたシリアル番号一つで応募したライブに当選して
待ちに待った4月20日のBUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there北海道ライブは
今までのライブとは段違いの迫力でそのパワーに圧倒されたのでした。
前日の会場下見からご紹介
夕方やっと時間ができてきたえーるにダッシュ
久々の地元参戦はこういう時間が取れるので嬉しいのです~
スタッフの皆さんがフォトスポットの準備を
このフォトスポットは幕張からずっと使われているのね~
会場を一周してツアトラもミッケ
久々の雰囲気に気持ちはすでに翌日に飛んでいます
他のフォトスポットの準備はこれからの様子。
昨年7月幕張メッセで2年8ヶ月ぶりに開催された
8月には幕張2日目のライブ配信。
11月のZEPPSAPPOROはさすがにハズレ
今年3月にはSilver Jubilee最終日@ZEPP HANEDAの配信を堪能
3月31日にはNHKの18祭放送。
4/2・16(日)は地上波『関ジャム 完全燃SHOW』にて「BUMP OF CHICKEN特集」
TVで語る藤君とそのメンバーには驚き~
こんな風に昨年7月以来いろいろな形で楽しませてくれちゃって
そのまま4月20日きたえーるライブにつながるのでした~
続く…。
≪BUMP OF CHICKEN≫
備忘録
BUMP OF CHICKENのシングル「SOUVENIR」、およびライブ映像作品「BUMP OF CHICKEN LIVE 2022 Silver Jubilee at Makuhari Messe」が4月5日にリリースされた。
「SOUVENIR」はシングルCDとしては「なないろ」以来約1年3カ月ぶりとなる作品。テレビアニメ「SPY×FAMILY」第2クールオープニングテーマに採用された表題曲や、先日NHK総合にて放送された「BUMP OF CHICKEN 18祭(フェス)」のテーマソング「窓の中から」、映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の主題歌として提供された「クロノスタシス」という多種多様な3曲を収録している。
音楽ナタリーでは本作のリリースを記念し、藤原基央(Vo, G)にメールインタビューを実施。それぞれの楽曲の背景やライブ活動を経ての思いを語った藤原の言葉を、作品レビューと合わせて掲載する。
取材・文 / 柴那典
──まずは昨年以降のライブについて聞かせてください。2022年7月には「BUMP OF CHICKEN LIVE 2022 Silver Jubilee at Makuhari Messe 02/10-11」の振替公演が幕張メッセで開催されました。約2年8カ月ぶりの有観客ライブでしたが、ひさしぶりにステージに立った心境はいかがでしたか?
まずは言い尽くせない、どう表現したらいいのかすらわからない感謝と、それから「ようやく会えた」という思いでいっぱいでした。
声出し禁止だからやりにくかったんじゃないか、と周りからけっこう聞かれましたが、そんなことはまったくなかったです。
──コロナ禍でライブができなかった時期を経て、自分たちの音楽が届く先としてのリスナーの存在が、藤原さんにとってより大きなものになった感覚はありますか? そのことはどんなインスピレーションになりましたか?
存在が大きくなるというよりは、自分のそこに対する意識が強まったという感覚です。聴いてくれる人がいる、という事実に対する意識は以前までも相当強かったのですが、このコロナ禍を経てさらに急激に強まりました。
もともとあったものが強まっただけなので、このことが何か今までにないような新しいインスピレーションになったというような実感は今のところありませんが、これまで自分が音楽をやってきたうえでの行動原理やモチベーションのようなものがより切実になり、現在回っているツアーにおいて
よくも悪くも影響しているんじゃないかと思います。
──昨年10月から12月にかけてはライブハウスツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2022 Silver Jubilee」が開催され、そして現在はアリーナツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」の真っ最中です。特に今年に入ってからは観客の声出しが解禁となり、シンガロングやコール&レスポンスありのライブが戻ってきました。どんな実感がありますか?
自分の作った音楽、歌った声、鳴らした音を見つけて受け止めてくれた人に会い、その人の声を聴くことで実感できる、言葉にしきれない何かがあります。
その何かが自分にはとても大切なもので、自分は自分で思っていた以上にこれが聴きたかったんだな、と回を追うごとに思い知ります。
ライブ中、毎回そうやって思うたびに、そもそも声を出さないスタンス、心の中で歌うだけの人だっているよな、ということを考えます。
そして最終的には、どんなスタンスだろうとただただ目の前のこの人に会えたことがうれしい、というところに行き着きます。
そういう気持ちとともに、聴こえる声も聴こえない声も合わさったレスポンスを全身全霊で受け止めています。
そして不思議なことに、大勢の合唱だったり掛け声だったりに、この上なく1人ひとりとの1対1を感じます。
──ここ最近の曲でも「アカシア」などは曲中のコール&レスポンスの掛け合いが大きなポイントになっています。そういう曲は特にライブの場で集まった1人ひとりのリスナーと一緒にひとつの場を作り上げるようなものになっていると思いますが、曲を作るときにもそういった光景のイメージはありますか?
「アカシア」の掛け合いは曲作りの時点で明確にそういうイメージがありました。今回のツアーで声出しが解禁されたことによって、ライブにおける「アカシア」に必要なパーツがそろったような、ようやくこの曲のライブでの本来の姿に会えたというような感覚がありました。
コロナ禍越しの夢が叶ったようなものなので、感無量です。
──「SOUVENIR」はアニメ「SPY×FAMILY」オープニング主題歌として提供された1曲です。リズミカルな曲調と軽やかな高揚感が印象的ですが、どんな取っかかりから作り始めたんでしょうか?
以前からよく言っていることなのですが、主題歌などを任せていただいたときは、先方の表現しているフィールドと、自分たちが表現してきたフィールドとの重なる部分、そこから音も言葉も探していく、というやり方で作っています。
フィールドの重なる部分の云々以外は普段の曲作りと変わらないので、基本的にはとても感覚的な作業です。
ストーリーと関連性の高い単語を意識的に歌詞に入れたり、ということにはなりません。
むしろ、聴いてくれた人の日常において機能するものしか作る意味がないので、その機能をしっかりと持ち合わせつつ、主題歌としても機能するものを作る必要があります。
こういう思考や精神がそれにふさわしい言葉を見つけてきて、それにふさわしいメロディがほぼ同時に思い浮かび、それをギターで弾き語りながら仕上げていきます。
その工程にどれだけの時間を費やすのか、これは曲によって全然違うのですが、「SOUVENIR」のときはどうだったか……そういう苦労をしたか、しなかったかという記憶はどちらにせよあまり面白いものではないので、トラウマレベルでもない限りはわりとすぐ曖昧になってしまいます、申し訳ないです。
ただ、そうやって仕上げていく過程の中でああいうサウンドのイメージも自然と固まっていったんじゃないかな、と思います。
つまりは言葉とメロディが引っ張ってきたサウンドアレンジなのかな、と。
このへんも記憶が曖昧で申し訳ないです。
全然、サウンドが先だったりしたかもしれません。
──「SPY×FAMILY」の物語やキャラクターの魅力についてはどんなふうに感じましたか?
セリフなどの文字にされていないところ、いわゆる行間にたくさんの情報や感情が詰まっている作品だと思いました。
そういう部分に笑わされたり泣かされたり、感動をたくさんもらいました。
──「歩いて歩いて」「走って走って」という部分の歌詞やメロディなど、この曲は大切なもの、楽しみや喜びに向かうときのみずみずしいエモーションが封じ込まれているような感じがします。作っていくうえでそういうものを大事にする意識はありましたか?
帰り道について歌うことによって、前述の「行間に詰まっている言葉にされていない部分」を言葉にしないままさらに感じやすくできるんじゃないかと思いました。
たとえ同じ目的地を何度目指そうとも、そこに着くまでに目にするものが自分にとってどんな価値を持つのかは、状況によって変わるものです。
自分の音楽を受け取ってくれた人にライブで会いにいくときの気持ちになぞらえています。
──「クロノスタシス」は劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の主題歌として提供された曲です。イントロから曲全体にアルペジオのフレーズが印象的な曲調ですが、どんなところから着想しましたか?
これはまさしくそのアルペジオから取りかかりました。
それ自体がテーマフレーズにもなり、その中でコード進行も表現されていて、その上に歌メロが乗っても邪魔をしない、というアルペジオを作りたいな、と。
それを繰り返し弾いているうちに言葉とメロが徐々に付いてきたような感じだと思います。
着想……全然覚えていないんですけど、多分、言葉も音もアレンジも完成系はきっとこんな感じ、っていうざっくりの雰囲気は最初からある程度見えていて、それに合いそうなアルペジオを作るところから始めてみた、というところじゃないかと思います。
──「窓の中から」はNHKの特番「BUMP OF CHICKEN 18祭(フェス)」をきっかけに書き下ろされた曲です。先日収録されたばかりということですが、振り返って、どんなことが印象的でしたか?
昨年自分がコロナに罹患したことでもともと予定されていた収録が数カ月も先に延期になってしまい、とても悔しくもどかしい思いをしました。本当に申し訳なかったです。
やっと迎えられた本番の日、夢にまで見た3/21でした。
この日を目指して作った楽曲を一緒に歌う約束をした相手と初めてようやく会えた瞬間、完成系を想像しながら自分の声だけで多重録音しながら作ったコーラスアレンジがついに聴きたかった形で聴けた瞬間、自分の声と自分のじゃない声がハーモニーを作った瞬間、そういう瞬間瞬間に出会うたびにいちいち体中、全細胞が「これだ」と叫んでいるような感じで、自分はこれを心の底からとことん待ち望んでいたんだなということがわかりすぎるくらいにわかりました。
泣いている顔を1つひとつ、たくさん見つけました。
歌うのが難しい部分もあったと思うのですが、皆本当に練習してきてくれたんだな、まだタイトルも知らなかったこの曲をこの瞬間のために大切にしてくれていたんだな、というのがよくわかりました。
もしかしたら忙しかったり体調崩したりで存分に練習ができず後悔とともに歌っている人もいたかもしれません。
そういう痛みがあったのならそれだって愛おしいと思います。
裸の心が1つひとつ立って歌っているところを見たし、その中に自分もいました。
今この瞬間、自分はなんて素敵な世界に生きているんだろうと思いました。
こういう気持ちのすべてが音楽になって、カメラの向こうに向けて集束されていきました。
カメラの向こうのあなたの耳にまっすぐ届け、さあ受け止めてくれ、とひたすらに願いました。
すべての音楽は聴いてもらったときに完成するもの、ということは常日頃思っていることですが、今回はいつも以上にその意味合いを強く感じました。
現時点ではまだ放送されていないので、今はその瞬間を迎えるのが直近の最も大きな夢です。
待ち遠しいです。(※編集部注:取材は3月下旬に実施)
──楽曲制作にあたって、「自分のこと」というテーマを表現したメッセージやパフォーマンスを全国の18歳世代から動画で募集されていました。寄せられた動画を観てどんな思いが湧きましたか?
あまりに広くて具体性のない、どのようにも解釈できるようなテーマを設定しました。
どう表現すればいいか迷いながらも一生懸命考えて答えを探し出したのか、あるいはあっさりといけたのか、そこは人それぞれだと思うけど、いずれにせよこの自由すぎるテーマに対して「これが自分です」と伝えられる勇気とエネルギーに圧倒されました。
動画を観れば観るほど1人ひとりがまったく違う個性を持っていましたが、一緒に歌いたいという同じ方向の気持ちだけはそろっている。その時点で不思議な感動がありました。
同時に、この中の全員と一緒に歌えるわけじゃないということ、それから応募したいと思ってくれてもできなかった人の存在も感じました。
そういう全部が音符や言葉になって曲が生まれました。
見つけてくれたすべての人、1人ひとりと1対1で向き合うための歌です。
たくさんの人たちが、それぞれの思いを持って、ひとつの場所に集まる。声を重ねて歌う。以前は当たり前に思っていたそんな機会が、コロナ禍で制限されてきた約3年間を経て改めて実現すると、それだけでとてもプレシャスなことに感じられる。
先日NHK総合にて放送された「BUMP OF CHICKEN 18祭(フェス)」を観たときに、まず感じたのはそういうことだった。アーティストと18歳世代(17~20歳)が一度限りの共演をするというコンセプトで2016年にスタートしたこの企画。参加を希望する18歳世代が応募動画を送り、それを観たアーティストが動画に込められた思いを踏まえて新曲を制作する特別番組だ。
コロナ禍のここ数年は企画自体が中止になったり、リモートでの収録になったりしたこともあった。また、前述のインタビューでも触れられているように、今回は藤原基央の新型コロナウイルス感染により、予定していた収録が11月から3月に延期になった。そうした経緯を経て、ようやく集まることのできた1000人がBUMP OF CHICKENと1つの曲をともに歌い、演奏し、形にした光景は、とても感動的なものだった。
「窓の中から」は、バンドが投げかけた「自分のこと」というテーマに応えて18歳世代から送られた応募動画にインスパイアされて作られた1曲。「すごく小さな窓の中から 世界を見て生きてきた」という歌詞がとても印象的だ。「カーテンの内側限定のため息 愛読書みたいに並んでしまった独り言」と歌われるように、「窓の中」というのは、誰しもの胸の内にある、たった1人だけの領域を象徴する言葉なのだろう。
豊かなハーモニーも聴きどころだ。曲が後半に差しかかるにつれて声が分厚くなっていき、スピーディな掛け合いも含む技巧的で難易度の高いコーラスアレンジがなされている。「同じように一人で歌う誰かと ほんの一瞬だけだろうと 今 重ねた声」というフレーズから後半は、管楽器が加わったり、アカペラになったりと、どんどん熱量が高くなっていく。曲のテンションがクライマックスに達したあとに「これからの世界は全部 ここからの続きだから 一人で多分大丈夫」と歌うアウトロのパートも、とてもエモーショナルだ。
特筆すべきは、同世代の1000人が集まって歌うという「18祭」のコンセプトに応じて書き下ろされた楽曲でありつつ、歌詞には「僕ら」とか「仲間」のような言葉は一切なく、その代わりに繰り返し「一人」という言葉が出てくるということ。そこにはBUMP OF CHICKENがこれまで歌ってきた楽曲と一貫するメッセージが息づいている。
そして、「たくさんの人たちが、それぞれの思いを持ってひとつの場所に集まる」ということや「ひとつの曲に声や思いを重ねて歌う」ということがいかにプレシャスなことであるかについては、きっと、ここ最近の彼らのライブに訪れた人たちも強く実感しているはずだ。
昨年7月に幕張メッセで開催された「BUMP OF CHICKEN LIVE 2022 Silver Jubilee at Makuhari Messe 02/10-11」はバンドにとって約2年8カ月ぶりの有観客ライブとなった。本来なら結成25周年を迎える2月10、11日に開催されるはずだったライブの延期公演だ。「ようやく会えた」という実感が、ステージの上の4人と集まった3万人の間に広がった場所だった。
昨年10月から12月にかけては、全国6都市12公演を回るライブハウスツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2022 Silver Jubilee」が開催された。シングルの表題曲「SOUVENIR」はそのツアーで披露された1曲。テレビアニメ「SPY×FAMILY」第2クールのオープニング主題歌として提供された楽曲で、軽やかな曲調に乗せて心躍るようなメロディを聴かせてくれる、ここ最近のBUMP OF CHICKENの楽曲の中でもとりわけキュートなポップチューンだ。
「この目が選んだ景色に ひとつずつリボンかけて お土産みたいに集めながら続くよ 帰り道」とサビでも歌われている通り、この曲がモチーフにしているのは“帰り道”。歌詞にも歌声もみずみずしい喜びのエモーションが刻み込まれている。リズミカルなバンドアンサンブルもポイントで、特に中盤は爽快なギターカッティングとハンドクラップが絶妙に絡み合う。ライブの場ではオーディエンスが手拍子に参加してステージとの一体感が生まれていた。
「クロノスタシス」も「BUMP OF CHICKEN TOUR 2022 Silver Jubilee」で披露された1曲。キラキラとしたシンセのアルペジオと浮遊感を漂わせるビートが印象的な、ミドルテンポのエレクトロポップだ。「飾られた古い絵画のように 秒針の止まった記憶の中」という歌詞からは、時計の秒針が止まっているように見える現象を意味するタイトルの「クロノスタシス」という言葉にかけつつ、かけがえのない存在を失った切ない感情が感じ取れる。映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の主題歌として提供された1曲だ。
そして現在、BUMP OF CHICKENは2月11日の東京・有明アリーナ公演を皮切りに全国11か所20公演を回る全国ライブツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」の真っ最中だ。オーディエンスのシンガロングやコール&レスポンスがひさびさに復活したライブは、ステージの4人にとっても、とても特別な思いを持って感じられるものになっているのではないだろうか。そして、その体感は、この先にバンドが生み出す楽曲にもなんらかの刺激として影響をもたらしそうな気がする。
≪BUMP OF CHICKEN≫