弥生三月、桃のお節句です。
チチの入院している病院にも昨年までなかった段飾りのお雛様が飾られていました。
しばらく家族がチチを車椅子に乗せてお散歩できるような状態でもなかったのですが
久々に調子が良さげな時にお散歩して発見しました
一緒にボンボリ作りを手伝ってくれたことや
私がお雛様作りをしていることを覚えてくれているでしょうか?
ひさびさのお散歩から少しして、身体中の蕁麻疹。
類天疱瘡のような感じ…
かゆくて眠れない日々を過ごしておりましたがやっと回復
やれやれです
そして、この数日はご機嫌も良く看護師さんとじゃんけんをしたとのこと。
思わず私もじゃんけんをすることに♪
最初はあいこ、次は…(笑)
私が勝ちました!
で、どっちが勝ったのかな?と尋ねますと私を指さしました
たったそれだけのことでも嬉しいものです。
病室を出る時も笑顔で見送ってくれました。
気管切開をしていて声がでないで1年以上。
認知も進んでいるでしょうし
寝たきりの生活が一昨年の9月からなので大変なことですが
こうして笑顔を見せてくれるだけで安心するものです。
環さん作、キツネの嫁入り。
綿帽子がなんともかわいらしいお雛様です
こちらも環さん作木箱にお屏風付きミニ雛。
miyハハの羽織をお屏風にしてくださったことがうれしくて
そんないまぁじゆさんときねずみさんでの八重の衣の雛まつり。
とうとう明日が最終日となりました。
5週間は長いと思いましたが振り返るとあっという間で
いい出会いもたくさん生まれたことに感謝です。
そんなことの一つ。
おそらく一番多く足を運んでくださったのでは…というとある女性。
91歳になるお母様にお雛様を…と山田町への支援雛を購入してくださいました。
今日、その方からのメール。
嬉しくて少しご紹介。
ちらし寿司を作ってお雛様を眺めながらお食事したそう!
とっても喜んでくれたお母様。
何度も歌を歌ってくれたそうです。
そして、お雛様のお陰で両親との素敵な時間を過ごせたと
お礼の言葉で締めくくられていました。
親が子供の幸せを願いお雛様を飾ることが始まりだったのでしょうが
様々な思いを載せてお雛様を愛でてくださったことがとても張り合いになっています。
手作りお雛様を通じて、亡くなったお母様のお着物で
81歳になる一番上のお姉さまを先頭に三人のお姉さまに
必死でお雛様を作ってくださった妹さん。
お嫁入りする娘さんへ…。
生まれたお孫さんへ…。
もちろん娘さんへ…。
ご自分にも…。
そしてお母様へも…。
お雛様に色々な思いを込めて作ってくださったり購入してくださったり。
皆さんのそんな思いを伝え聞く度に
こちらも幸せな気持ちにさせていただきました。
そんな皆様にありがとうの気持ちでいっぱいです