Mの実験室 -科学教育啓発活動記録-

科学教育啓発活動を展開中! 科学実験・工作教室の活動記録、予定を書き込んだ日誌です。関連話題も掲載しました。

炎色反応(予備実験)

2020-08-07 | 科学実験教室

久々に「炎色反応」の実験を行うことになりました。
予備実験を実施しました。
塩、水、メタノールの混合比を以下を参考に決定しました。
https://home.hiroshima-u.ac.jp/~phys-ed/old_contents/kojima/ideacard/ideacard/ch2-37/ch2-37.htm
1.1/2 スケールで行う
  このスケールで燃焼時間は十分と判断した
2.再現性ある実験を行うために塩の量は秤量した

Li, Sr
塩       5 g
水       5 ml
メタノール 10 ml

Na, K, Ca, Ba, Cu
塩       4 g
水       5 ml
メタノール 10 ml

※Srの赤色が最も見栄えが良かった。
 溶解度が大きいためか?

溶液が残って、燃焼終了となる。
燃焼により、メタノール濃度が順次低くなってくる。
メタノール濃度50%以上で燃える、と記憶している。

【参考】溶解度

塩化リチウム
84.5 g/100 g 水 (25 ℃ ) : Lide (88th, 2008)
2.5 g/100 g エタノール, 17g/100g メタノール : Ullmanns(E)

塩化ストロンチウム
54.7 g/100 g H2O(25℃) : Lide (90th, 2009)
水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)にやや溶けやすい。

塩化ナトリウム
水:35.9g / 100g 溶媒(25℃)
メタノール:0.766g / 100g 溶媒(25℃)

塩化カリウム
水:36g / 100g 溶媒(25℃)
メタノール:0.53 g / 100g 溶媒(25℃)

塩化バリウム
水:35.8 g/100 mL (20 °C)
メタノールに溶ける。

塩化銅(Ⅱ)
水:75.7 g/100 mL (25 ℃)
メタノール:54g/100ml(15℃)

塩化カルシウム
水:74.5 g/100mL (20 ℃)
アルコール:可溶




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。