小田原に着くまでの在来の東海道線の中の車内の様子を思い出しながら鎌倉に
着きました。当地を走る電車は、観光使用のものが多いので、対面する人を見る
ことは少ないのですが、在来の東海道線は横長の椅子です。
混んでいませんので対面の人の様子がよく見えます。20歳に満たないと思われる
女の子、4人が座っていました。盛んにお喋りをしています。左端に座った子は
口数が少ないようでした。一番のお喋りはお世辞にも綺麗と言えない子でした。
来ている服も何かちぐはぐ、意識して見たのではありません。4人全員がテレビで
見る若い女の子の一部のように感じました。ふと目を左に向けるとさまざまな人
座っています。生活に疲れてしまった感じの人、両耳に栓をしているのは音楽を
聞いているのでしょう。携帯電話を見入る人、通路に立っている人の殆ど無い
車中でした。そんな事を思っているうちに車は鎌倉に着きました。
雨は少し小降りになりました。駐車場を見つけるのも一仕事でした。
見つけて入った駐車場、2時間、2000円とか、結構良い値段です。
いよいよ八幡宮に向かいます。神橋は通行止めで、左横の通路を通ります。
まず目に入ったのは、酒造会社寄進の薦被りの棚でした。
娘が言いました。呑べいの2人、この前で写真を写せばと。娘持参のデジカメは
まともに働きません。私のデジカメで交互に写真を写しました。
薦被りの写真だけ載せました。先を急ぐ娘、女房はすたすたと歩いて行きます。
参拝する人々を見るのも楽しみの私はきょろきょろして歩いて行きました。
尿意を覚え、トイレを探したりしながら、早足で歩く若いカップル、団体で来た
人々、ベビーカーを押す外国の人、ヒューマンウオッチも楽しいものです。
先行した娘と女房、本殿に向かう階段の下で待っていました。
さてこの階段、どう登る、これはまた明日書きます。