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今日は雨です。その日も今日のような天気でした。
薦被りの棚の横に細い道が見えました。入ってみようとすると、警備員が赤い棒を
降って通行止めを指示しています。
雨に濡れた道を馬が通って行きました。流鏑馬に参加する馬でしょう。
この道は諦めて、いよいよ本殿に向かう階段の前に立ちました。
あらかじめ調べていたのですが、実物は高い、手摺もありません。階段の高さは
余り高く無いようです。さてと登り始めました。一歩一歩と。
娘と女房は手を引いて気遣ってくれますが、私と調子が少し違います。
手を離しました。女房は言います、何時もこれだからと。
しかたありません、好意はありがたいのですが、文句は嬉しくありません。
ゆっくりと神殿の前の最上段まで休むことなく登りました。
遠くを見ると、市街地や木立が見えます。
頼朝の時代、高い建物、木立は無かったのでしょう。
海が見えても不思議では無いと思って、暫く遠景を見ていました。
階段を見下ろすとスイスイ登る人、傘を杖の代わりにする人、子供、外国の人の
姿も見えました。神殿の前では携帯電話で写真を写す家族連れも見えました。
さてこの後はどうする?宝物殿が見えました。おもむろにその方向へ足を向けました。