4月のこの時期を「新年度」とか「年度変わり」と称するようになったのは、明治19年(1886年)に会計年度(4月~3月)制度が諸官庁等で採用されて以降のようだ。
しかし、現役を退いて15年余も過ぎている当方には、「年度変わり」の慣習に今では特別の感慨はない。とは云え、当方は、新しいことには人並みに関心や意欲もある方なので、この度、最近では「ガラ系と揶揄され人前では使うのに気が引ける・・」とも云われている「携帯電話」を止めて、今はやりのiphoneに切り替えた。
と書くのは言い過ぎで、切替理由は、長女がそんな当方の気持ちを察して最新モデルのものをプレゼントして呉れたからである。
「習うより慣れろ」がモットーの当方は、早速「いちばんやさしい60代からのipohne」と題する教本を手にして自習自学を始めた。この教本は、実はパソコン等のハード・ソフト関連会社の代表者である長女が、日経BP社から出版しているガイド書で、大変解り易く記述されている。
長女夫婦の教室には複数の人気ベテランスタッフもいることもあり、妻もかなり前から同教室の「ipad」コースで受講している。でも当方は、パソコン歴は20年余もありipadの使い方等も自学で覚えたので、人に混じって受講する必要を感じてはいない。
因みに最近では、関連Shop内に無料解放されているデータ転送器が設けられている。当方も、約350件余もあった携帯電話のデータ転送をサポートを受けて、僅か15秒程で極めて簡単に処理出来た。
それは兎も角、iponeは携帯パソコン以上に多機能で、いろんな便利機能やアプリの使い方を知る度に、その都度新しい発見と喜びを感じている。
こうして、新しいことに興味と関心を以てトライすることは、認知症や老令呆け防止上も有効だと信じている当方の「いちばんやさしい80代からのiphne」との付き合いが、この新年度から始まった。