
「夕べの祈り」と題した、聡甫の作品です。
インドネシア大好き兄弟が最初にジョグジャカルタ(yogyakarta)行きを計画したのが3年前。最初のテロが起きる3日前のことでした。運よくというか、無念のキャンセルをして、まだ見ぬジョグジャの無事と平和を祈りつつ、この作品が生まれました。
その次の年、やっと初めての現地行きが叶い、2回目の昨年には、念願のバティック(現地特産の更紗)とワヤンクリッ(伝統芸能の影絵)の制作体験に出かけました。弟をカメラマンとして伴って

そこで今度は、帰国後1週間であの地震が!
なんとも、通り過ぎるだけでは済まされない、深い結びつきを感じてしまった兄弟は、それぞれのやり方でジョグジャの復興を願う道に入り込んだようです。
弟の雅は、楽しい記録のつもりで取りためた現地の子供達や風景の写真を絵葉書

そして4代目の聡甫は、この「夕べの祈り」の作品材料を教室の生徒さんにお買い上げいただき、その金額


1月に三度目の現地を訪れ、二人は写真の子供達のほぼ全員と喜びの再会



これは「ベチャおじさん」と名づけた新作。
ベチャというのは、昔のリンタクのようなインドネシアの自転車


「祈り」のウエストから腰の曲線が色っぽくて美しいですね。
また額がよく作品に似合っていて、さすが・・・。
復興支援は、どうしても「はじめだけ」になりがちですが、継続していかれるところが、えらいなぁ・・と思います。
またなんらかの形で、微力ながら協力をさせてくださいね。
本物を見てみたい・・・
運命的な出会いを感じてしまう場所って、あるよね~それがあの子たちにはジョグジャのようで・・・これからもまた、何かとお世話になると思います。よろしくね!