９条の会・国立 講演と文化のつどい

今日は、１４時から、国立市福祉会館の４階で、９条の会・国立の講演と文化のつどいがありました。

第６回目の講演と文化のつどい、今年は、昔、国立に住んでいらっしゃった元静岡大医学教授の湖東京至先生の「憲法からみた消費税」消費税は憲法違反であることを、すべての人が文化的で最低限度の生活をする権利を保障するという点から説明しました。消費税は、納める能力のない人からも容赦なく取られてしまう、負担能力に応じた公平な税制とは逆行したものです。
そして、もうひとつの矛盾は、消費税は、私たち庶民は、買い物をするたびに取られ、小さな企業は消費税を常に絞り取られていること。その反面、輸出をする大企業は、非課税だけではなく、還元金が入ってくる仕組みになっているのです。たとへば、トヨタなど、毎年１７５億円も入ってくるのです。私たちは、５パーセントの消費税を税務署に納めているのではないので、消費者は抽象的消費者。事業者が、年間の売上高から仕入れの際に負担した年間の消費税分を差し引いて納める税金を計算して払うことになっているそうです。ということは、私たち消費者にとっては、消費税は物価の一部なのです。

そして、今、復興の名の下で、消費税の増税がいわれています。被災地の事業者にも被災された消費者にも容赦なく消費税はかかかります。消費税を増税しなくとも、復興の財源はあることが、具体的に説明されました。２０兆円規模の「大震災復興国債」を発行し、大企業・資産化に買ってもらう、そして、企業の法人税の減税をやめて、応分の負担をするように求めていくことで、被災地の救援・復興を進めていくべきだと思いました。

後半は、横井久美子さんのステージ。白い衣装に身をまとって、心の奥から響く力強い演奏会となりました。
横井さんは、国立に住んで５０年だそうです。湖東さんのお話を受けての思いやご自身の平和や原発に対する思いをしっかりと語りながらのステージです。特に私の心に残ったのは、２６歳で亡くなった金子みすずの歌に曲をつけた歌。アイルランドで、８００年間、イギリスのプロテスタントによって迫害されたケルト人の曲をハープのせて。宮沢賢治の有名な「雨にも負けず」に中国人の作曲家が曲をつけて東日本大震災の支援をという歌。
原発問題について、触れながらの「にんげんをかえせ」涙があふれてきました。また、忌野清志郎の「ラヴ・ミー・テンダー」の替え歌のアレンジ「何言ってんだあ」で、子供たちのために原発をなくしてから死にたいという言葉にぐっときました。

伝えたいことがいろいろとあっても、なかなか言葉にするとうまくかけないもどかしさを感じています。
表現力のなさに、自分でもあきれます。少しでも伝わるといいなあ…

先ほどのニュースで３・１１の大震災の１６時間後には、もうメルトダウンが起こっていた！これまで、本当にわかっていなかったとは信じられない。どれだけうその情報を流していたのだろうか・ほんとうにひどすぎる！

5月14日(土)のつぶやき

00:12 from web （Re: @kunitachijin）
@kunitachijin 今日の国立市会派代表者会議を傍聴しました。私は、福祉保険委員を希望し、諮問機関では、国民健康保険運営協議会委員になりました。立川・昭島・国立聖苑組合議会議員はなぜか希望者多数出て、くじ引きとなりました。その他は話し合いでわりとスムーズに決まりました。
16:09 from web
RT @koike_akira: 福島第一原発作業員が死亡 http://t.co/MFS2ed0　死亡原因は？放射線被曝状況は？作業環境は？政府は克明なデータを公表すべき。Ｆ１の作業環境の抜本的な改善が必要ではないか。作業員や周辺住民の恒久的な健康管理や医療保障も。
22:16 from web
RT @rengepapa: ＜拡散＞全国自治体の議会へ原発学習会の輪を広げましょう。衆議院議員会館で5月10日おこなわれた広瀬隆さんの講演です。電力不足の嘘、学童疎開の緊急性、福島原発事故をめぐる現在の最重要情報を約1時間30分お話します。（300ｋをクリック）http ...
22:21 from web
夕べ、三多摩地域の日本共産党の議員団や弁護士たちで東日本大震災の支援と原発問題についての被災者支援のあり方と原発問題についての経験交流と意見交換を行いました。今後、被災者救援にむけての相談会を弁護士さんがたと協力して進め、原発反対の運動の合意をしました。
22:26 from web
明日１５日１４時より９条の会・国立主催で講演会「憲法からみた消費税」があります。講師は湖東京至（ことうきょうじ）先生。シンガーソングライターの横井久美子さんの歌もあります。場所は国立福祉会館４Ｆ。資料代１０００円です。お近くに方はいらしてくださいね。
by owarimiyako on Twitter

大震災・原発・憲法

昨夜は、立川の三多摩法律事務所の弁護士さんたちとの東日本大震災と原発の問題についての意見交換会でした。

国立市からは、私と長内議員が出席。国分寺や立川など１３市町村の議員たちや被災地支援に行かれた医者や病院関係者、労働組合、民主商工会関係の方と弁護士さんがとを交えての話し合いをしました。
被災地支援に行かれた方の話から、被災地はまだまだ人手が足りない状況で、ボランティアが必要な状況なのに、それを采配する中継機関までもボランティアなので、足りなくて十分機能できないそうです。やはり、市町村合併で公務員が減らされた影響が大きいと思います。各地方自治体での被災者の受け入れ状況や課題、問題も出し合いました。自治体によって、受け入れ体制んも差があります。議員としてできること、やってきたことの交流もできて、今後の指針を照る上での大きな参考になりました。
　国立市では今、市でわかっているだけで、１２世帯４４人の方が避難されています。そのうち５世帯は、市民の方が無償で、空いている貸室を提供してくれたそうです。市の防災課の話によりますと、今回の震災では、市民からの協力が、多くよせられているとのことです。課題としては、原発で強制的に避難せざるを得なかった方々の心のケア、そして、今後の仕事など生活の問題があります。昭島に避難された方の話では、「内閣総理大臣の命令だからすぐに避難」といわれて、また帰れるからと何も持たずとりあえず着の身着のままで避難してきたということです。避難しても生活するには、生活用品も毎日の食費も必要です。そんな不安を少しでも解決するためにも、相談事業を進めようということになりました。三多摩法律事務所の弁護士さんたちと一緒に市議団は相談、支援活動を行っています。生活や今後のことで、いろいろな制度や知恵を使って乗り越えるきっかけが少しでもできたらと思います。何かお困りの方がいらっしゃったら、ぜひ声をかけていただけるとよいかと思います。

また、後半は、原発問題についての根本的な問題の提起がなされ、憲法の原点に立ちかえって、住民の人権・生存権を確保し確立していくという視点からの復興・救援・そして、原発反対の運動を三多摩地域からもという行動提起がされました。

明日は、といっても日付が変わって今日になってしましました。
午後２時より、国立市福祉会館４階で、９条の会・国立主催の講演と文化のつどいがあります。
元静岡大学教授の湖東京至先生による「憲法からみた消費税」という題目での講演です。
また、シンガーソングライターの横井久美子さんの歌もあります。
ご都合のつくかた、ぜひ、おこしください。

また、６月４日には全国版９条の会があります。
未来世代にのこすもの－－私たちは何を「決意」したか
発足７周年記念・九条の会講演会 　　　　

◇日時：２０１１年６月４日（土）１３時３０分開会（開場１２時３０分）
◇会場：日比谷公会堂（東京都千代田区日比谷公園内）
◇参加費：前売り１０００円（当日１５００円）
◇講演：大江健三郎（作家）、奥平康弘（憲法研究者）、澤地久枝（作家）、鶴見俊輔（哲学者）（講演予定は４月１日現在）
◇音楽：松野迅さん（ヴァイオリン）＋風呂本佳苗さん（ピアノ）
詳しくはhttp://www.9-jo.jp/schedule.html#20110604kouenkai
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