26日から、夏休みを3日とって私用と観光を兼ねてうん十年ぶりの長崎へ
運よく3日とも快晴。実は、行く前も帰った後も雨だったようですが…たぶん、日ごろの行いが良いのでしょう…なあんてね。
なぜか、空が高くて、感激!中華街の入り口です。
小学校の修学旅行以来の原爆記念館や平和公園小学6年のとき、初めて原爆の実態に触れ、ショックだったことを思い起こしました。あの経験があったことが、今の私の生き方に影響してるなと感じつつ、今回はじっくりと平和ゾーンを回ることができました。次回紹介しますね。
帰った次の日から、9月議会に向けての準備と日曜版の集金活動に大わらわ!
昨日は、国立市にも高齢者の居場所作りをと提案を行っている皆様と一緒に国分寺と立川の高齢者のための施設を見学に行って、目からうろこでした。
午前中は、国分寺市の「さわやかプラザもとまち」という高齢者複合施設へ。NPO法人あおぞらが市の委託を受けて運営している施設です。
1階は、年齢に関係なく誰もが利用できる多世代交流の場市民ボランティアの方が交替で喫茶の担当喫茶といっても、多彩なメニューにびっくりどれも利用しやすい価格ですロビーはもちろん誰でもふらっときて、お話しするだけでもいい交流の場です。
ここに、地域包括支援センターもあります。国分寺市は、7か所に包括支援センターがあり、高齢者の介護のコーディネートなど行っているそうです。国立市は市が直営というのはいいけど、1か所しかない…
2階は、介護認定された方のデイサービス隣の部屋では、認知症の方のデイサービス行っています急に調子が悪くなった方のためのベッドも設置されていました。
3階から5階が市の高齢者センターとなりお料理教室ができる場所。料理は頭と手を使う創造的活動。大切ですよね。それからびっくりしたのは、和室には茶室まで用意されていましたなぜ、こんなに充実してるのとききましたら、この施設を作るにあたっては、市民の高齢者の福祉を考える会が発足して「高齢者複合サービス施設」の陳情が提出されたことを機に地元の老人クラブや自治会、市民団体などを主体に建設促進連絡会を作り、その委員と市の職員とで協議を重ねて基本方針をまとめて、市と地域住民との協働により地域から「NPO法人」を設立していまの施設に至ったと言う経過だそうです。
今、国立市も高齢者の施設をと寄贈された土地があり、3つの市民団体から高齢者の居場所づくり、多世代交流の場をという様々な提案が出されています。市は、国が推奨している小規模多機能型の施設を公募で作らせると言っていますが、ぜひ、市が市民と一緒に国立市にふさわしい、地域の繋がりを作っていけるような高齢者施設にするためにも、このようなやり方を学んでほしい、地域の声と市とが協働で、建設・運営のあり方をじっくり模索して、本当にいいものにしてほしいと切に思いました。
ただ、国分寺について、残念なのは、5階にある入浴施設が、市の財政理由で使えなくなってしまったことです理事長さんも、人気のある施設だけに、そのままにしておくのはもったいない、いつでも使えるように準備しているが、市の財政状況で、いろいろと削減されていて残念という話をされました。
NPO法人の理事長さんが、高齢者の居場所作りに信念をもって取り組み、市にも必要なことは粘り強く訴え、今の施設を作り上げてきた…その情熱を感じました。
実は国分寺も国立市と同じく、駅前開発にお金をかけているので、やっぱり…という感じです。
午後は、立川の至誠会の特養ホーム「キートス」に行って、また目からうろこでした。夜も更けて、長くなったので、この話は、またにします。