こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

そもそも日本国憲法は国の暴走をさせず、国民の人権を守るためのもの

2015年05月11日 | 日々のつぶやき
五月晴れ、爽やかなお天気で、外に出るだけでも幸せな気分になれる季節大学通りの緑も日に日に濃くなっています。小さな庭に昨年植えたミニバラが可憐な赤い花を咲かせてくれいました。
玄関の前のマロニエも花盛りです。
季節を感じるときに、今、生きているということの不思議さと喜びも感じられます。

一日一日を大切に、できることを心を込めてしていかねば!

3月議会から4月の選挙とバタバタと日々が過ぎで、我が家のサビ猫ピッチは、いじけて、しばらく洋服ダンスや引出の中に引きこもり猫さんでした。

私の心に余裕を感じたらとだっこして~いじらしい目で

今日は、議会懇談会。新しい議会になって、議長や委員会などの議会構成を決めるための臨時議会に向けての様々な調整を、議員全員で行いました。

4年間議員として議員活動をするなかで、暮らしの様々な問題が政治の課題と直結していることを痛感しました。

政治は私たちの暮らしや子ども達を育てる環境に大きく影響しているし、憲法のいう国民主権、基本的人権、平和という柱をどう具体的に国や自治体の行政が実現するための施策を創っていくかということ。市役所は、市民の役にたつという文字。

だから、憲法が響く暮らしの実現をめざして、議員は、自治体(市役所)が市民の暮らしや命を守り、暮らしのでこぼこをなくように、私たちの納めた税金がきちんと使われているのかチェックし、よりよい政治になるような提案をしていくこと。この基本をしっかりと自分の軸に据えていくのが議員の使命です。よく「市長の与党は市長を支えて、野党は市長にすべて反対」という表現をする方がいますが、そうではない。すべての施策について、憲法の理念にたちもとり、市民のいのちと暮らしを守るという軸で、是々非々で議論をしていくのが大切です。


今、自民党などが憲法を改正するといってるけど、日本国憲法は、国や政府が国民を無視して好き勝手をしたり、暴走することのないように、国民を守るためのものです。

すべての人の人権を保障する、命はみな平等で大切、だから、命を脅かす戦争はしない・・・という大枠の原理を決めたものです。

自民党の憲法草案をみると、基本的人権の項目が削除されています。そんな考えで憲法を変えていくということは、戦前の欽定憲法、つまり国が国民に命令する憲法に戻そうという意図を感じます。

子ども達にも、わかりやすい言葉で書かれた井上ひさしの『子どもにつたえる日本国憲法』の絵本読んでない方、ぜひ読んでみてください。おすすめです。大人が読んでも、日本国憲法が、日本の国に住む人のためだけでなく、世界人類の真の幸せを求める理念を持ったものであることを再認識できます。
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