こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

くにたち「いい歩きネット」 認知症徘徊探索模擬訓練に参加して

2016年10月16日 | 日々のつぶやき
秋になって、空が高くなってきた国立の私の住んでる所は蒼空が狭いけど、国立の多摩川近くにあるフレスポの駐車場にいくとこんなに空が広くて空を観ると気持ちをがゆったりとします。

響は、秋空の下、「ふれあいスポーツ」が開催され参加しました。これは、しょうがいの有無にかかわらず、地域で暮らすみんなでスポーツを通じてふれあい、楽しむ行事です。この話は明日にして、今日は、先日行われた認知症の徘徊の探索訓練について報告しますね。

私も、あと2年半で還暦!誰もが歳を重ね、誰もが高齢者になるし、認知症になる可能性だってある。人ごとではないと感じます。

10月6日に、国立市で初めて認知症の方の探索模擬訓練が、3か所の地区で行われました。

私も地元の東地域で参加東福祉館で、受付をして、説明を聞いて、始まりです今回は、地域の方3人が認知症の迷い人になって、決められた地域のどこかにいるので、見つけたら、声をかけて、その方に対応する訓練でした。2人一組で歩いて声掛けしました。

歩いていると、男性の迷い人がどうしましたか。と尋ねると「バスに乗るたいけど、バスが来ない。自分の家もわからなくなった」と。最初は、どう対応すればいいかさすがに迷いました。交番が近いから一緒に行きませんかと誘ったらいやだと。考えてみれば交番とか警察とか悪いことをした人が行くところのイメージだもん、いやだよね。一緒に市役所に行きましょうで、なんとか納得。
2人めの方は公園に一人で座っていました。この方も、自分がどこにいるのかわからなくなったとのこと。家族が迎えにくるのを待っているみたいな感じでいましたが、はっきりしない(風をよく、演じてらっしゃる)どうやって、安心してもらえるかと考えることができました。
さすがに3回目になると、大分、声掛けが楽になってきました相手の言葉をまずは呑みこみ、受け入れた上で、市役所の高齢者支援課と連携を取るということに向けていくのがいいのかなと思いました。くににゃんも密かに?応援にきました!「くににゃん」に寄ってきた子供達にも声をかけて、飛び入り参加を女の子は、学校に一緒に言って、先生に相談しようよと声かけをしていました。さすが、この発想、小学生だからこそですね。心がほっとしました。

1時間半くらいの訓練のあと、東福祉館に集まりました。

今回、迷い人の役をされた3人の地域の方は、認知症について勉強されて、自ら演じてくださいましたが、すごく、なりきっているという感じで、感動しました。3人の迷い人役の方の感想を聞いて、認知症について学ぶことが、共に生きることに繋がると感じました。

認知症になっても、地域で声かけあいながら、誰もが安心して暮らせる町へのひとつのネットワーク作りの第1歩が始まったと思います。今回は、平日の昼間なので、参加できる方が限られました。ぜひ休日にも子供達からお仕事をされている方も含めて広げていくことが大切だと、9月議会での提案しました。

まずは、行政である市が、認知症で、困っている方をしっかりと把握して、市民と協力して動ける体制にあることが前提ですが、国立市の場合は小さな町で、しかも地域包括センターが直営なので、今後、進めていける要素はあると思います。

11月には福祉保険委員会で、認知症徘徊訓練を10年以上前から行ってる大牟田市に視察に行くので、しっかり学んできたいと思います。
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