こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

日本の幸福度が低いネックの一つは、住まいに関する不安だと実感   UR住宅に関する陳情を受けて

2018年04月16日 | 日々のつぶやき
早朝配達で、大学通の一ツ橋大学付近を通ると、うぐいすやいろんな鳥の声が聞こえます。さわやかな空気の中で、鳥の声にふと自転車をとめてメを閉じると、緑の中にいる感じがします。

そんなひと時を味わえることも、ささやかな幸せ。

鳥さんというと、札幌時代に、よく待ち合わせに使った地下街オーロラタウンの鳥さんたち。恋してお話しているかの鳥さんの姿を観ているだけで、幸せな気持ちになります札幌に行くたびに、必ず立ち寄ってしまいます。

前回は、地球幸福度指数について、書きました。

何をもって幸せがと言えば、日々の暮らしの中で幸せは感じるもので、人によって違いますが、

高齢者になって、たとえ仕事をできなくなっても、貯蓄額が少なくても、衣食住に困らない、不安がないということが、幸福度の大きな要素ではないでしょうか。

日本は、衣食住のうち、住まい方に関する不安が年を重ねる中で、実際に増してくる社会だと実感する陳情が3月議会に出されました。

国立市内には、UR住宅(昔は公団住宅といった)がありますが、家賃が8真年から13万円と高いうえに、高齢化で、年金だけで生活している方が約43%で、収入の約半分を家賃に充てている状況だそうです。

そんな中で、国立市のUR住宅の2割が空き室になっています。

年金生活になると、高い家賃を支払うことが厳しいが、長年住んだUR住宅に住み続けたいから、UR住宅の機構法25条の家賃の減免を実施し、高齢者が住み続けられるようにしてほしいという旨の陳情です。

実は、高齢者で低所得の方には、月1万円の市の家賃補助制度がありますが、UR住宅に住む方には、適用されないと聞き、1期目の時に、市に適応すべきだと質しましたが、市は、RU住宅は公費が投入された経過があり、適用できないという冷たい答弁でした。

陳情の中で、代表者が、いかに生活の厳しい方が多いのかという資料を見せて説明しました。

これが陳情の内容です



自民党などは、UR住宅は民間なのに、その民間の家賃を減免するよう市に訴えるというのは、他の民間業者への圧迫になるというような旨の意見を述べていました。

陳情審議された建設環境委員会では、自民・公明の反対で陳情は否決され、傍聴していた方は、市や自民のやり取りがとても冷たくてびっくりしたという感想を述べられていまたそうです。。

そして、最終本会議では、2項目ある陳情事項が部分採決(項目ごとの採決)となり、2つの項目のうち、「家賃の減免」条項を実施することの項目は自民・公明・リビルド国立は反対しましたが、賛成多数で採択となり、減免実施に関する議員提案意見書が提出され、自民・公明・リビルド国立は反対しましたが、賛成多数で可決しました。

特に地価の高い東京(28年前だけど、現代社会で、東京都全体の地価の総額で、アメリカ合衆国が買えるという資料があった)では、家賃が家計に占める割合がとても高い。

私自身も、年金だけになったら、東京でヤドカリ生活を維持するのは、難しいと思う。かといって、家を持つだけの貯蓄もないし…実際不安です。

北欧のように、貯金がなくても最期まで住居の心配がいらないというのは、生きる上での不安がなくなり幸福度が上がると思う。

今、全国的な問題として「空き家」問題があるが、どうも政府は空き家対策として、空き家に対する固定資産税を6倍にしようとしているようだ。

そんな罰則的な解決法でなく、

空家を活用して、低所得者や年金生活者でも安心して暮らせる仕組みを作ることが、資源を有効に使い、かつ憲法24条のすべての国民の「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する道にも通じると思います。

今日も、読んでいただき、ありがとうございました。




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