こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

税金配分が都市整備に偏り過ぎ! 市長は次世代育成を最重要というならもっと教育に 

2018年03月20日 | 日々のつぶやき
3月6日の一般質問の報告です
3月議会は、いつも予算特別員会があるので、私は重点施策の税配分を計算してグラフにします。

市長の政策判断で行う重点施策は約32億円。この配分が2018年度も都市計画道路の用地買収8億円など都市整備、いわゆる土木関連に5割以上と指摘しました

これがそのグラフです

これには都役にの補助金も入っているので、補助金を除いた純粋な市民の税金投入額(一般財源・借金・基金など)の配分も示しました

これがそのグラフです。

何と、6割以上が市街地整備の推進で、反対の多い都市計画道路延伸のための用地買収8億円が大きく占めています。
市長は次世代の育成を今年度の最重点にする言いましたが、
実際、子育て関連と学校教育の充実を合わせて2割程度です。

言動一致とはいえない予算配分。

国立の公立学校のトイレは配管が古く、3kトイレ。
学校のトイレの抜本改修をするのに1校1億円くらいかかるから無理という市(初めて聞いた時は5千万円、次に7千万円、答弁のたびになぜか金額があがって)
都市計画道路の150m延伸のためにかける30億円(ほとんどが土地買収費用)の半分以下で全学校のトイレの抜本改修はできるのに…

文化と芸術の香るまちくにたちと市長が言うけど、学校のトイレに臭気対策をしなければならないのが、今の文教のまち国立の現状です。

議員になって7年間、トイレの改修をずっと言い続けて、少しづつ洋式化と対処療法の臭気対策はされてきたが、
洋式化率も5割程度。
今年も昨年同様に1200万円くらいの改修予算はついたけど、教育委員会からのトイレ改修の予算要望は、約1000万円削減されていたということがわかった。
つまり、教育委員会としてはトイレの洋式化を加速させたいと予算要望を政策経営課にしたが、予算決め段階でトップ?に切られたという事。

以下は一般質問の要旨 その1です。

公立学校の教員の多忙化解消施策について
過労死ラインを超える教員が小学校で約4割、中学校で約7割の中、市は、部活動指導員やスクールサポートスタッフを導入する予算がつきました。
部活動指導員といっても各学校1人だけだし、
教職員の勤務時間での空き時間が1時間程度である実態を変えなければ根本的な解決に至らないとの答弁をひきだし、教員の定数や少人数学級など法改正を国に意見するよう求め、市は同意しました。
この件については、最終本会議に国に対して意見書案を提案します。

公立学校の統廃合より地域の核として大切にすべき点について
学校整備計画で統廃合の方針に対して、文教都市として小さな学校の良さを生かす教育の充実を打ち出し、公立学校を地域の核とすべきと質しました。

図書館のレフアレンスの充実・トイレの洋式化を
レファレンスは読みたい本を探すことを通してその人の抱えている問題の解決の糸口を与える奥深い仕事。レファレンスの充実を求め、スキル向上を図ると答弁しました。
他、高架下に廃棄本の展示、図書館のトイレの洋式化を求め、トイレは今年度中に洋式化を行うと答弁しました。

その他に、家庭ごみ有料化の問題、しょうがいしゃ雇用の問題を質しました。次回に報告しますね。


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